岩手県 八幡平 藤七温泉 彩雲荘 | hobo-unagiのブログ

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2024/07/06~2024/07/07


◇◇◇ 八幡平 藤七温泉 彩雲荘 ◇◇◇


以前から行ってみたかった岩手県八幡平市にある「藤七温泉 彩雲荘」に行ってみました。

▶岩手県と秋田県の県境付近にあり、東北では一番標高の高い位置にある温泉宿。
 白くにごった硫黄泉と開けた景観が美しく浮世を忘れらる温泉。
 露天風呂もいくつかあり「泥パック」などもできます。
 

源泉名藤七温泉
泉 質単純酸性硫黄泉(硫化水素型)
泉 温源泉:87℃
酸性度PH3.7

効 能神経痛、糖尿病、動脈硬化症、婦人病、冷え性など。

 
 
営業期間は県道23号が冬期間閉鎖されるため4月下旬から10月下旬となります。

立ち寄り入浴は8時から17時までで大人650円(小学生以下は350円)となっています。
また大広間も利用できます。こちらは入浴料込みで1250円となります。
1階食堂では11:30~14:00の間は昼食もいただくことができます。

温泉は朝方7時から8時までの間、清掃などにより利用できませんがそれ以外の時間はいつでも入浴できます。
注意として夕方19時30分から20時30分までの間はすべての温泉が女性専用となります。

なお入浴の際は女性は湯浴み等を着用したほうがよいと思います。道路から丸見えです。

客室は本館20室(部屋トイレなし)と別館6室(部屋トイレあり)があります。いずれも禁煙となります。
夕食は18時より1階食堂にて、また朝食は7時より同1階食堂にてとなります。



▽ ▽ ▽
2024/07/06 11:15
出発です。
今回は比較的近いところなので出発もゆっくりめです。
「浪岡IC」から東北道に入ります。降り口は「鹿角八幡平IC」です。
冷蔵庫などの家電製品は設置されていないということなので途中、花輪のコンビニに寄って氷を調達します。

花輪から田沢湖方面へ向かい途中からアスピーテラインへ入ります。
後生掛温泉、ふけの湯温泉を通過し山頂をめざします。



▽ ▽ ▽
2024/07/06 12:20
▶花輪SA
お昼なのでキリよく花輪のサービスエリアで昼食です。
なんだか普通の松屋みたいですがSAに松屋が入ってる形になります。

とろろざるそば。
旅館の晩御飯は量が多いので少し控えめにいただきます。
牛丼のミニも付けましたが二人で半分こしました。



▽ ▽ ▽
2024/07/06 13:00
▶ワークマンプラス
タオルが小さいかもしれないということでワークマンにいってみます。
少し大きめのハンドタオルを仕入れます。
ついでに近くのコンビニで氷も購入。
これで冷蔵庫がなくても大丈夫です。

花輪から田沢湖方面へ国道341号線を走ります。
30分ほど走ると左手に公衆トイレと少し広い駐車場があります。
ここから左(県道23号)へ入ります。
登りが少しきつめですがここからアスピーテラインになります。

駐車場から15分ほど登ると右手に「後生掛温泉」があります。
さらに駐車場から15分ほど登ると左手に「ふけの湯温泉」入口があります。
「ふけの湯温泉」はここから左に入って少し降りたところにあります。
冬期間はここまでは来ることができますが「ふけの湯温泉」も冬期間は営業していません。

ふけの湯温泉ゲートから15分ほど走ると「八幡平山頂レストハウス」に到着しますが今回はここへは寄らず右へ降ります。
少しわかりにくいですが建物の手前(というかすぐ脇)に道路があります。ここから「樹海ライン(県道318号)」になります。
ここから5分ほど降りると藤七温泉に到着です。



▽ ▽ ▽
2024/07/06 14:50
「藤七温泉 彩雲荘」到着。
開業は昭和6年とあります。
建物自体はもう少し新しいものですがだいぶ年季が入っています。
喫煙所は入口左側にあります。

喫煙所から。
露天風呂の入り口もありますが手前右側に二層式の洗濯機があります。
館内はもとより道路からも丸見えの露天風呂なので女性は湯浴みやタオルを巻くなどして入浴できるようになっています。
ずぶ濡れのままお部屋に持って帰っても乾かないのでこちらの脱水層で少し水分を飛ばせるようになっています。
なかなか便利です。

記帳を済ませお部屋へ案内していただきます。
帳場からの通路ですがだいぶ痛んでます。
写真ではわかりにくいですが右側にだいぶ下がってます。
ここだけではなく建物全体がこんなかんじです。

かつての帳場。
現在の帳場は売店・食堂の入り口に移っています。

階段を上って2階へ。

2階踊り場。浴衣はお部屋に人数分置いてありますがサイズが合わないときはこちらからもって行く仕様です。
コインロッカーがいくつか設置されていますが「お部屋には金庫がありませんので100万円の束など貴重品はこちらで保管するようにしてください。」とのことです。

旧館のトイレと洗面所です。旧館のお部屋にはトイレと洗面台がついていません。
旧館トイレわきを奥に進むと新館です。
今回も一番奥の部屋でした。
お部屋はこんなかんじです。
建物全体の間取り図を見る限り2方向の窓がついているお部屋はここだけのようです。
早めの予約が良かったのかこのお部屋が取れてうれしかったです。

大きい窓からの景色。

小さい窓からの景色。
少し右に振るとこんなかんじです。
囲いのある女性専用露天風呂以外はすべてオープンです。
そういうわけで滞在中はこちらの窓は開けられませんでした。

夕飯まではまだ時間があるのでお風呂に向かってみます。
時間的にはまだ立ち寄りの方がいる時間でしたが大露天に行くことにしました。
内湯には洗い場がありますがシャワーはありません。
ここまでは写真を撮ることができましたが外は人が多くて撮影できそうもなかったのであとでスキを見て撮ることにしました。

とりあえず外に出てみます。
お風呂の配置はこんなかんじです。
奥様が来るまで一番大きいところ「混浴露天 藤八の湯」で待機します。
この日はたまたま晴れていて外のお風呂も入りやすかったのですが前日は雨だったらしく全体的にぬるめでした。
ところどころプクプクと泡が上がっていますがお湯が自噴している所でここは少し熱くなっています。


2、3分で奥様が来たので移動します。
ちょうど誰も入っていなかった「混浴露天 ニの湯」へ入ってみます。
ここもさっきのところと同じくらいの温度でちょっとぬるめでした。
あったまるまでと思っていましたが上が空いたのでそちらへ行くことにしました。
「混浴露天 一の湯」。なんとなくここのお湯が一番あったかかった気がします。
一番高いところにあるので他のお湯が見渡せます。
どの温泉もそうですがお湯が真っ白で下がどうなっているのかまったく見えません。
ソロソロと入って慎重に移動しないと足をくじいたりしかねないので気を付けましょう。

だいぶあったまったので一旦お部屋に戻ることにします。
と、そのまえにいっぷく。
いっぷくしている間に湯浴みを脱水します。すごく便利です。
売店でタオルとかが売っていたのでちょっと覗いてみました。
フェイスタオルと黒たまごを購入します。
おいしかったです。
少し缶チューハイなんかも頂いてしまいます。
このとき気が付いたのですが旅館に着いたらあとは出発までずっとそこにいるわけで別に飲んでもかまわないんですね。いままでちょっと損してたかも。
いろいろお話をしているうちに夕飯の時間が近づいてきます。

▽ ▽ ▽
2024/07/06 18:00
夕食の時間です。
少し早めに出ていっぷくします。
喫煙所と食堂が近いので助かります。

夕食、朝食ともにバイキング形式となっています。

最初に取り皿を持ってイワナの塩焼きを1本いただきます。
あとは各々すきなおかずを取り分けます。
ホームページにもありますがあまりオシャレなものはありませんがほんとにおいしいです。
山奥の温泉宿へはよく行きますが正直言って海物をムリにだすよりこっちのほうが断然よいです。
ふだん頂いている食材も調理のしかたで新しい発見があったりします。
ただ珍しいものが一つ。ニジマスのお刺身です。川魚のお刺身はこういうところでしか見ることがないのでありがたいです。
すごくおいしかったです。
ジビエ料理とでもいいますか…シカ肉の味噌煮です。
煮込み加減だと思いますが馬肉っぽかったです。
バッケのコロッケがおもしろい味でした。
あれば食べてしまうのが「キリタンポ」、「稲庭うどん」、「白メシ」。最強ですね。
いつもどおりおなかパンパンです。

ごちそうさまでした。

▽ ▽ ▽
2024/07/06 19:30
夕飯も済んだのでお部屋でくつろぎます。
少しお酒を飲んでみたり。

そういえばお風呂には入ったけどちゃんと洗ってなかったのでちょっとだけお風呂に行って流してきます。

流す前の恒例のいっぷくたいむ。
なんとなく覗いた温度計。
日没とともに冷えてきました。

▽ ▽ ▽
2024/07/06 20:50
なんとなく眠くなってきたので少し休んで早朝露天に挑みます。

ご来光は4時30分らしいのでその前に起きたいとおもいます。

おやすみなさい。



▽ ▽ ▽
2024/07/07 04:10
おはようございます。
やっぱりこのくらいの時間に目が覚めます。

夜半から雨が降っていたみたいです。残念ながらご来光はお預けです。
とりあえずいっぷくしてお風呂に入ってみます。
「混浴露天 ニの湯」から。
プクプク泡が立っているところは比較的暖かいです。

「女性専用露天風呂」から。

とにかく寒かったです。
このときは雨はそれほどでもなかったのですが風が強くて寒さ倍増でした。
源泉も雨で水温が下がってたらしくちょっとぬるめどころじゃなかったので早々に引き上げて内湯に浸かることにしました。

「内湯婦人風呂」。
なんとなく殿方風呂より広い気がします。

内湯もだいぶぬるくなっていましたが湯守さんがきて調整してくれました。
ちょっと熱いくらいで良かったです。
しっかりあったまっていっぷくしてお部屋へ帰ります。

朝食は7時からなのでまだ少し時間があります。少し休むことにします。

▽ ▽ ▽
2024/07/07 06:50
朝食の時間です。
少し早めに出ていっぷくです。

さっきより雨風が強くなっています。喫煙所が厳しいです。

朝食も夕食と同じくバイキング形式です。
朝食にシュウマイが付くことがありますが朝食べるのは一般的なのでしょうか。
品数も多く全種類食べ切れませんがどれもほんとにおいしいです。

いつもながら朝から食べる量ではありませんが完食。今日も元気にがんばります。

ごちそうさまでした。

▽ ▽ ▽
2024/07/07 09:40
チェックアウトです。
10時までゆっくりしていても良かったのですがどうもこのあとは天候が荒れる一方のようなので少し早めに出発します。
それでもだいぶ遅い方の出発だったようで他に宿泊客は一組だけでした。
お世話になりました。キリでなにも見えませんがいつかまたこの景色を見ることができますように。



▽ ▽ ▽
今日は特に予定も組んでいなかったので風の流れから秋田県側のほうが荒れると思い一旦岩手県側に降ります。
県道23号(アスピーテライン)に入る交差点あたりで気が付いたのですがエアコンの風が出ていません。
少し前からゴロゴロ音がしていたのでたぶんブロアモーターがお亡くなりになったのでしょう。
フロントのデフォガーも効かないので曇ってたいへんです。
少し窓を開けて温度差を減らしながらゆっくり走ります。



▽ ▽ ▽
2024/07/07 10:45
「松尾八幡平ビジターセンター」に到着。
フロントガラスの曇りもだいぶ取れてきましたがここで曇り止めを塗ってみます。
産直もあるので少しのぞいてみます。
置いてある商品はどちらかというと秋田県のものが多いかんじです。


走れそうなので出発します。



▽ ▽ ▽
2024/07/07 11:25
「道の駅 にしね」に到着。
とりあえず山から降ります。
通り道にあるので「サラダファーム」によってみることにしたのですが昨年の夏くらいに閉店してました。
まだ温泉タマゴや味タマなどの商品は見掛けたりするので業務は続けていて直営店を閉めたかんじなんでしょうね。
アルパカどこ行っちゃったのかな…。
気を取り直して道の駅でタマゴを探してみます。
ちゃんと売ってました。
入り口で露店を出しているパキスタン系のお店からチーズナンを購入してみます。


このあとは業務用の厨房機器、調理道具などを扱っている「テンポス盛岡店」にむかうことにします。



▽ ▽ ▽
2024/07/07 12:00
「テンポス盛岡店」に到着。
実際は滝沢市にあるので盛岡店ではないのですが。
久しぶりに入ってみると以前よりこざっぱりしてました。
いつのまにかPBの冷蔵庫などもあってちょっと垢抜けたかなーってかんじでした。
調理道具などはあまり変わり映えはしませんがおもしろい商品がたくさんあります。
今回は掘出物が見つからなかったので何も買わずにお店を出ました。




▽ ▽ ▽
2024/07/07 13:30
「ふうせつ花」に到着。
安代にあるちょっとオシャレなお豆腐屋さん。
安代インターから八幡平方面へむかう途中にあります。豆乳ソフトや豆乳プリンなどもあります。
このへんを通るときはだいたい立寄ります。
豆乳ドーナツとおからドーナツとザル豆腐を買います。




▽ ▽ ▽
2024/07/07 14:45
「産直センター おらほの市場」に到着。
鹿角のJAが運営する産直です。「十和田湖高原ポーク」の直売所も入ってます。
少し野菜を仕入れます。
豚カラボールとコロッケも購入。


あとは帰るだけなので少し走って小坂ICから東北道へ。



▽ ▽ ▽
2024/07/07 16:00
自宅到着です。
宿を出てから写真を撮ってなくておもしろくないかんじになってしまいましたがとりあえず無事帰宅できました。

今回のお宿は「帰りたくない」というより「また行きたい」気持ちのほうが強かったです。
自宅から2時間ちょっとで行ける場所なのでそういう気持ちになったのかもしれません。

おつかれさまでした。(๑•̀ㅂ•́)و✧