長嶋茂雄迷采配録 | ほぼ日刊ベースボール

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野球選手の熱い過去や意外な背景を主な切り口に、野球への熱い想いを綴ります。

長嶋茂雄の迷采配録。



捕手の大久保に向かって「デーブ、まっすぐ投げさせろ!」と叫んだ。その通りにして巨人は見事に敗北。

試合後デーブはコーチに「監督の言うことを聞いたらだめじゃないか。」と怒られた

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決め球に迷っていた橋本に向かって「フォークだよ、フォーク」と握りも見せて叫んだ。橋本はそのとおりにフォークを投げたが、打者の立浪はそれを見逃さずホームラン。茂雄はそれを見るなりベンチから逃走

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淡口を代打に送ろうとしたときにバントの構えをして「代打、淡口!」

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同じく上田を代打に送るときバントの構えで「代打、上田!」

それを見ていた相手チームは当然投球時に内野猛ダッシュ。長嶋は「サインがばれているのか?」と聞いたがすかさず「違います。監督が代打を告げる時に自分でバントの構えをやって見せたでしょ!」と言われる 

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98年永池を代打に送ろうとしたときもバントの構えをして「代打、永池!」 

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土井を代打に送るとき「バント、土井!」

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ルイスの守備をマスコミに叩かれて、そのとき

「彼はやりますよ、皆さんご存じないでしょうが私は同じサードでしたから分かります、ハイ」

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槇原がもうすぐ完全試合というとき、ベンチのメンバーに

「いいか、槇原が緊張しないように、パーフェクトと言ってはだめだぞ」

と声をかけていたが、その中の一人が

「監督、ぼく本人なんですけど」

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ヤクルトとの対戦で、当時石井の恋人だった神田うのがきていたときある選手が

「今日はうのが来ているから先発は石井ですよ」

と言ったら長嶋は

「そうか、うのが投げるのか。あいつは球が速いからな」

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相手チームの4番打者が長嶋に「スランプだ」と言ったら

「ガーっと来たボールをグーっっとひきつけてコンとスイングすればいいんですよ」

とアドバイス。なんとそれでスランプを脱してしまい巨人は大敗。

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リリーフを送るとき、左手で投げるジェスチャーを繰り返し「マキハラ!マキハラ!」と叫んでいた。

出てきたのは右投げの槙原であった。

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大久保に「今日の槙原はどうだ?」と聞いて大久保は「大丈夫」と返したが長嶋は

「いや、今日はダメだ、すぐに打たれるよ」

長嶋の言うとおり槙原は滅多打ちに遭ったがそのとき長嶋は喜んで

「ほら、大久保!打たれたろ!」

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2001年オープン戦で「今日(巨人は)誰が先発で出るの?」

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「代打、後藤!」と言ったがベンチの後藤は理解不能な顔をした。長嶋がもう一度「代打後藤だよ!」と言ったが後藤は

「監督、僕さっき代走で出ましたけど」 

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ピッチャー木田に打席が回ってきたとき、代打を送らずそのまま打たせたので誰もがこのまま続投と思ったが、ピッチャーがヒットを打ったとたん「代走○○!」とコールした





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