イチロー スーパーファインプレー | ほぼ日刊ベースボール

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野球選手の熱い過去や意外な背景を主な切り口に、野球への熱い想いを綴ります。

イチロー


 







イチローがフェンスによじ登り、本塁打をもぎ取った。まさにスーパープレー、なかなかお目にかかれないプレーだった。



もっとも練習で、イチローはこのプレーを練習していたという。野球の道を究めようとしているような修行僧的雰囲気をもったイチローであるが、「こういうプレーをしたらファンが喜ぶだろう」と想定しての練習だったようにも思う。












ファンが喜ぶ=ファンサービス、気のせいかそれが充実しているチームが今年は強いように思う。「ベニーちゃん弁当」のロッテはその際たるところ。清原の本塁打記録に頼りっぱなしだった巨人は、そういった意味でいるべきところにいるような気もする。












しかし最高のファンサービスは、今回のイチローのように「まさにプロ」というプレーを見せること。生で見るとそのプレーには興奮を覚えるし、そんなプレーが増えて、今のロッテのような取組みがどんどん行われたら、プロ野球の動員数ももっと増えるのではないだろうか。












昨日行われた西武の「懲罰居残り練習」はプロとして最高に恥ずかしい事件だったろう。この試合、西武は観客に返金してもいいくらいのことをしでかしたと認識していいと思う。



それに対して日本ハム小笠原のフルスイングは「まさにプロ」という逸品である。あのスイングから弾き出される弾丸ライナーは一見の価値ありである。












球場に足を運びたい!と思ってもらうにはどうしたらいいのか、各球団「プロ野球の本質」をもう一度考えるべきであろう。












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