3.11東日本大震災から8年。もう8年…失われた多くの命と残されたものに想いを馳せる。我が家にとっても2011年は忘れることのできない年だ。娘がHPVワクチン(子宮頚がんワクチン)を接種した年だから。命を奪われなくて、本当に良かった。でも、普通の暮らしを奪われた悲しさは決して消えることはない。娘の健康な生活を失った我が家も、故郷や仕事を失った人も、家族を失った人も、平穏な普通の暮らしを失った、という点だけは共通だ。失ったことは悲しいことだけれど、前を向いて進んでいきたい。迷いながらでも。