1月末に後期試験の日程を終えて、娘の大学3年生生活が無事終了となった。
試験の結果はまだわからないけれど、今期登録分を落とさなければ、要卒単位は満たしているので大学を卒業できることは、ほぼ決定するらしい。
高校を中退せざるを得なかった娘にとって、この卒業は悲願であったので、ひとまずホッとしている。
しかし、現実的には大学卒業後が視界に入ってきたことで、見えてきた不安もある。
関東地方にも大雪をもたらした今回の低気圧のせいか、お約束通りの体調不良に悩まされている。
微熱、頭痛、腹痛、身体の痛み、めまいなどの症状が入れ替わりで続き、数えてみれば1週間以上、家からどころか、布団からも出られない生活が続いている。
とくに今回はめまいが酷く、目をつぶっていても世界がグルグルして、冷や汗が出てくるほど気持ち悪かった、久しぶりに病院行こうかと思った、と言う。
一番酷い状態は半日ほどではあったけれど、めまいの症状が落ち着いてくるのに5日もかかった。こんなに酷いのは初めてらしく、少し落ち込んでいる。
こんな状態が頻繁にあったら、普通には働くのは難しい、と思ってしまうのだ。
学生であれば、どうしても具合が悪ければ、調整も効くけれど、働くようになって、しかも新人であれば限度いっぱいまで堪えて頑張るであろう姿が想像できる。
普通の若い子であれば、そんなこと当然のことかもしれないが、普通でないだけに心配がつのる。
学生という猶予期間もあと1年。
更なる体調の上昇をさせてやりたいが、投薬も、確証のない健康法もしたくないという娘とは温度差があるのである。