子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)を推進してきた三原じゅん子議員が、インタビューを受けたという記事を読んだ。
以下はその一部。
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三原氏はこの中止措置に納得がいかなかったという。
「なぜ日本だけ、こういう事態が起きているのだろう、その真相を知りたいという思いでいっぱいでした。あの接種後の痛みがワクチンのせいだと思ったことは一度もありません。(安全性を覆す)データや科学的根拠が示されていないので、そこまでの事態になるワクチンではないと信じていましたから」
「ここでやめていいのかという思いが強くあり、そのせいで守れる命を失うかもしれないという恐怖の方が強かったです」
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被害者である少女たちに会ったこともないのに、あの痛みはワクチンのせいだとは一度もありません、となぜ断言できるのか、わからない。
私は、全てのワクチンを否定する反ワクチン主義ではない。声を大にして言いたいことは一つだけ。
HPVワクチンを接種した4日後からずっと激烈な症状がでて、娘は大事な高校時代のほとんどを寝たきりのような状態で過ごさなければならなくなった。
ワクチン副作用のことが報道され始めたのは、接種から2年近くが経ってからで、その前からずっと具合は悪かった。決して、報道を見たから症状が酷くなったわけではない。
絶え間なく続く頭痛だけでなく、多岐にわたる症状で通学どころか日常生活ですらおくることができなかった。普通の頭痛とどう違うの?と聞かれても娘は答えられなかった。それまで頭痛なんてしたことがなかったからだ。
他の予防注射と比べて、特別痛いとは思わなかった、という娘。部活を頑張る普通の高校生活で、特別学校に行きたくないような心理的な原因もなかった。
健康で何不自由なく暮らしていたのに、そのほとんどを失って幽霊のようになっていたあの頃のことを、頭ごなしに否定されたのだ。
何度でも言う。
ワクチン接種を境に娘の人生は激変した。副作用は起こってからでは取り返しがつかない。
このワクチンにベネフィットがあると信じて打つことはもちろん自由である。副作用があることを理解して、本人の意思で打つのならば、危険な賭けではあると思うが、しょうがないとすら思う。
しかし、ワクチンは全く安全であると、宣伝するような言質は許されないと思う。子供を思う親心を利用して、ワクチンを推進することも。
副作用はどんな薬剤にもある。
きちんと調べて、私のような後悔をしないで欲しい。