先日市役所の担当の方と会う約束をした時、「良かったら、PMDAに申請した時の書類を見せてもらえませんか?」と頼まれていた。
いくつかコピーをとり忘れたものもあったが、最初の申請から不服申請に至るまでの書類を持って行った。
PMDAの申請や、リサーチセンターへの医療費請求の仕方、どのように支給されるのかなどを聞かれたので、私に分かる範囲で答えてきた。
個人情報なので詳しいことは全くわからなかったけれど、どうも他の被害者の方の申請のフォローを、市の方でしてくださっているようだった。ありがたいことだと思う。手探りでやるには労力のいる作業なので、少しでも手助けになれば、と思う。
先のアンケート調査で新たに見つかった被害者の方に、会いに行ったり話を聞いたりと、フォローしてくださっていることも聞いていた。
同じ任意接種で被害を受けても、住んでいる場所によって、受けられる支援内容に違いがあってはならないとは思うが、自治体によっては、全く被害者に寄り添ってくれないところも、あるようだ。
また、当時の報道を信じて、個人的に接種した自費接種の方、成人被害者の方など、支援の手が届いていない人も多いようだ。
本人が動かなければいけない大人の被害者の方の苦労は計り知れない。
困っている方、生活に支障がある方には、どんな形であれ援助の手が届くことを願う。