ツイッター上で、ワクチン副作用について、こんなことを言ってる人がいるという。

 
「有害事象が出た時に、これは子宮頸がんワクチンの副作用だと誰かに言われたことにより、その有害事象が意識に固定されます。そして、同じ様な有害事象が起こるたびに子宮頸がんワクチンのせいだと考えてしまうために、実体化してしまうのです。」(原文のまま)
 
要は、ワクチン副作用なんて思い込み、という趣旨。
じゃあ、うちの娘に原因もよくわからない不調が、ワクチン接種3日目からずっとずっと続いて、3年以上も学校にまともに通えなくなってしまったことは、どう説明できるというのだろうか?
 
この不調がワクチン副作用かもしれない、と言われたのは接種から2年近くが経ってからであったが、それ以前からもひどい症状はあった。「副反応だと誰かに言われたから」酷くなったのではない。
(母の精神状態は、そうと知ってからあきらかに悪くはなったけれどね)
 
百歩譲って、被害を訴えている被害者の中には、こうした思い込みや心因性の方も、ある程度は含まれているとしても、すべての被害者が思い込みであるような書き方には怒りを感じる。
 
たかが、ネット上での匿名発言ではあるにしても、医療関係者を名乗っての、まことしやかな発言であったりもする。野放し状態を放置するしかないのだろうか。疑問である。