先月、PMDAから正式な障害年金支給を認める通知が届いた。
回復基調にはあるものの、まだまだ万全な体調とは言えず、働くことができるのか不安のある娘にとって、障害年金は有り難く心強いものとなる。
医療費、医療手当ももちろん大切であるが、日常生活がままならず、将来を思い描くことができない少女たちがたくさんいることを思えば、この支援は絶対に不可欠なものであると思う。
しかし申請主義の国であるがゆえに、副反応被害の届けをしたからといって、なんの援助をしてもらえるわけではない。自治体の担当者もついて、親身に話は聞いてくれたけれど、実際に書類、資料を集めて申請するのは親か本人であり、それなしには一歩も前に進めないのが現実だ。(しかも気の遠くなるような膨大な作業であるのだ)
また、その申請に欠かせないのは、主治医の協力である。医療不信になった時もあったけれど、この先生なら、と信頼できる医師に巡り会えたことが、我が家にとっては、不幸中の幸いであった。
制度を知らなかったり、これぐらいの症状で障害申請だなんて、と尻込みされている方が多いとは思うが、諦めずに頑張って欲しい。
親がいつまでも援助できるとは限らない。
重い症状ののある方も、支援を受けて、しっかり生きていって欲しいと願っている。
申請しなければ、始まらない。