年末に門前払いされて

がっかりしていた、総合病院。

気を取り直して、脳外科部長先生の

診察予約を取っていた。


予約係の方から

「(書類の件)お力になれるか

 保障はできませんけど、

 とりあえず診ましょう、

 とのことです」

みたいな感触を聞いていたので

少し身構えていた。


これまでの症状記録、

突然行けなくなった高校の出欠状況、

手元にあるMRI検査データ、

他の方の症状などの記事のコピー、

など持参し、本人は抜きで、

話をしに行った。


感情的になってはいけない。

あくまで冷静に、と言い聞かせる。

持病があることは、もちろんの大前提。

しかし、それだけというには

腑に落ちない娘の症状を、

一から説明する。



(欠席状況の表を見て)

「確かに(接種前後で)激変

 していますね~」と。


頭から否定はされず、安堵した。

特別、因果関係には

触れられなかったけれど

受診証明書の件は書いてもらえる

ことになった。

来てよかった!話せば通じる!

電話だけでは通じなかった。

目を見て話すことが大事。


しかし、毎日介護で気を抜けない

母たちには、これができないのだ。

簡素に申請が行えるよう、制度を

見直してほしいと、切に願う。


最後にひとつ。

(最近の娘の様子を話した時に)

先生から聞いた話。


「私も、このワクチンでは

 ありませんが、予防接種のあと、

 体調が悪くなった子を一人、

 診たことがあるんですが、

 やっぱり3年を過ぎたころから、

 少しずつ回復していったようでした。

 こういうのは、因果関係を

 証明するの、とっても難しいんですよね」


そうなんです!!