ちょっと思うとこあって、ネットは
ごく最低限にして、その分
本を、も少し読もうかな…と。
「沈みゆく大国アメリカ」
「沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療」
(堤 未果)
オバマケア政策の弊害を中心に
アメリカ医療の問題点を描く
ノンフィクション。
子供のころは素直に憧れた自由と
チャンスの国アメリカ。
その医療事情は、とても厳しい。
巨大な製薬業界の利益のため
犠牲になっているのは力なき人々。
頸がんワクチンによる薬害も
根っこは同じ、と感じた。
娘が2回の脳外科手術を受けた
我が家が医療破産もせず、暮らして
いけるのは、日本の皆保険制度
高額医療非制度のおかげかも。
アメリカ型医療にしてはいけない、と
強く感じた。
「アリスのままで」 (リサ・ジェノヴァ)
若年性アルツハイマーと診断された
50歳の言語学者を主人公にした小説。
身内に患者がいるため、記憶を
後追いするような部分もある。
実母を亡くしたことを忘れてしまうため
何度も何度も新しい悲しみに襲われる
様子が重なる。
遺伝的要素も強い病気らしいので
他人事ではない。
「キャロリング」 (有川浩)
辛い本ばかりだと滅入るので
予定調和なハッピーエンドが心地よい。