先週末、市からワクチン接種後の
健康調査票が送付されてきた。
まずは、大きな一歩ではあるので、
決断してくれた事に対しては、
素直に感謝したい。
しかし、その調査内容に関しては、
ちょっとがっかりさせられる
部分もあった。
このワクチンによる副反応は、
接種してから時間がたってから
発症する場合もあって
副反応であること自体が、
なかなか認識されないことが
大きな問題であるといわれて
いるので、そのことを、はっきり
明記してほしいと要望していた
のだが、全くなかった。
また多岐にわたる症状があるので、
調査の参考にしてほしいと、
名古屋市の調査項目の用紙を
お渡ししてあったのだが
それも、全く反映されて
いなかったからだ。
健康被害の調査項目に至っては、
うちの娘が悩んでいる症状として、
何度も話してきた睡眠障害から
朝起きられず、登校もままならない
起立性障害の症状にあたる
項目もなかった。
一生懸命、訴えたつもりだったが、
まるで伝わっていなかったのだ、
という気さえしてくる。
またマスコミなどで最近は
取り上げてくださっている記憶障害や
学習障害にあたる項目もなかった。
副反応とわからず、思春期性の
心の問題、と片づけられている子に
当てはまる項目もない。
今回の調査は、副反応症状が
あることに、まだ気づいていない方を
掘り起し、救済や対応へ
進むことが目的だと思っていたのに、
設問の項目が、こんなに減らされて
いては、それもままならないのでは
ないだろうか。
最近はこのワクチン被害に関する
書籍が何冊も出版されていて、
またネットなどで簡単に、
様々な被害状況が検索できる
時代であるのに・・・
本当に被害者を助けようという
気持ちがあるのか
少し、残念に思う。
