相変わらず体調は低いままである。

出願してあったセンター試験はだいぶ前に

棄権することは決めてあった。

「出願したころはもうちょっとよくなって

 勉強できると思ってたんだけどなぁ・・・」

と、ポツリ。


前日まで、友達みんなのため、雪が降らないようにと

願っていた娘。

センター始まるのテレビニュースを黙ってみていた娘。

何も言わなかった。


ワクチンさえ打たなければ、あの50万人の中の

平凡な一人だったはずだったのに…

何も調べず、接種させてしまった自分が恨めしい。