http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0802/06/news021.html

2007年度のエステティックサロンの市場規模は、4013億5300万円と前年度比0.9%増の微増にとどまる見通しであることが、調査会社デルタ・アイ・ディ総合研究所(東京都千代田区)の調べで明らかになった。ただ、この4月からスタートする特定保健指導の義務化と関連し、美容のほか、健康志向の観点からも利用者が増えていくものと予想。当面は伸び率こそ小さいものの、市場が着実に拡大していくとみている。

 07年度(見込み)のエステサロン市場の内訳は、女性向け施術が2388億2500万円(0.6%減)で、全体に占める割合は59.5%。次いで物販が1245億9300万円(0.3%増)、メンズエステが379億3500万円(14.0%増)だった。

 主力の女性向け施術の構成比をみると、フェイシャルが47.3%と半分近くに達する。次いでボディー(痩身)が37.1%、脱毛が12.7%など。

 メンズ市場も2けたの伸びをみせ、エステ全体の9.5%を占めるまでに成長している。

 一方、エステサロンをめぐっては、認証制度や特定商取引法の改正などを背景に業界の淘汰(とうた)が進むと予想されている。半面で特定保健指導などにより、健康への関心が一段と高まるうえ、メンズエステの普及もあって、結果的にエステサロン市場は引き続き拡大していくとしている。

 今後の市場推移は、08年度が1.2%増の4061億4500万円、09年度が1.1%増の4106億3300万円、10年度が1.0%増の4146億1000万円との予想だ。

 エステサロンでは、多様化する消費者ニーズにきめこまかく対応し、新規顧客を掘り起こせるかが生き残りのカギを握ることになるとみられる。

(BuisinessMedia誠より引用)


女性のみならず、男性もエステに通う次代…
確かに、男性向けの「ヒゲのレーザー脱毛」や、「メンズネイル」なんていうのも良く見かけるようになりましたよね。
洗顔料や、化粧水だって、男性向けの商品が着々と増えて来ているような気がします。

営業職の男性が「身嗜みが整って美しいほうが、取引先に好印象」とか、就職活動中の大学生が「入社面接で印象を良くしたい」なんて言っているのを見たことがあります。

昔ながらの「ザ・男」みたいなのはもう時代遅れなのでしょうか…

女性の美容業界は衰え知らず。この路線だと、男性の美容業界の需要はまだまだ伸びていきそうですね!