ゴールデンスランバー (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
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内容(「BOOK」データベースより)

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。

図書館で5ヶ月待ちしてようやく借りれたニコニコ


仙台が舞台で、ケネディ暗殺をモチーフにしてます。


ケネディ大統領は、オズワルドという人物に射殺されてしまうのですが

オズワルドは拘束中に別の者に射殺されてしまいます。


本当にオズワルドが犯人だったのか、真相を確認できないままに・・・


というわけで、


この話は、主人公の青柳が、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられて逃げる話です。


小説の構成は


「第一部 事件のはじまり」

「第二部 事件の視聴者」

「第三部 事件から二十年後」

「第四部 事件」

「第五部 事件から三ヵ月後」


となっています。


最初は第三者の視点から見た事件について述べてて、


私は早く真相が知りたいほうなので、「まだ真相わかんないのかな・・・・」と若干だらけてしまいましたが


第四部から青柳の視点で話が進み、大学時代の思い出の回想シーンや、青柳に関わった人たち(大学のサークル仲間や、元彼女や、仕事の元同僚たちなど)が出てきます。

だんだん真相が判明するにつれ、


さっきは「ほんとになんでもないようなことを書いているなぁ・・・」とだらけて読んでたとこが実は伏線だったりえ゛!


あと、青柳を追い詰める警察が怖かったえーこんな警察いたらめっちゃ怖い汗


それと、青柳の周りは全員敵だと思ってた中


「青柳は無実だ」と信じる人たちの働きかけがあったから


ただ暗いだけの話ではないな、と思った。


特に、青柳のお父さんがテレビリポーターに向かって怒鳴った言葉に感動したメソメソ



全体の感想は・・・


構成や伏線があるとことかは面白かった。


ただ、「この話はミステリーなのか?」「ハッピーエンドなのか??」という感覚はあったかな・・・(・_・;)


なんとなく、


肝心なとこがあいまいなまま終わっちゃったような気がするのは


伊坂さんの「モダンタイムス」と似てる気がする(・∀・;)


おもしろかったけど・・・私は全ての謎がはっきりしないと気持ち悪い、っていう性格なのでえっ・・・


あと、個人的に、はっきりと分かるハッピーエンドが好きだからかもだけど苦笑