小生、数か月ほど前に、秘密基地を作りまして。
タイトー スーパーメカニクス TB1・3・5(1999)
海洋堂 MSA TB2(2015) コナミ SFムービーセレクション TB4・MOLE(2002)
バンダイ ポピニカ魂BPX-01(2001) バンダイ 旧1/700 ヤマト改(1980)
三井金属工芸 C622(1972) バンダイ 999改(1986) ※()は初販年
秘密基地と言うのは、趣味の部屋として借りた新宿某所、住宅地の奥まった場所にある中規模マンション1階なのですが、静かで落ち着く立地だし、人に気兼ねなく好きなことができる部屋と言うのはいいものですね。
誰も来ない自分だけのスペースは、男の夢だなぁと再認識です。
毎週末に、ぼちぼち家具や家電を設えていて、ふと思ったのです。
ミニチュアを飾る棚、置くスペースあるなぁと。
で、早速3000円の棚を購入し、あるだけの品を飾ってみたら、まるで子供のおもちゃ棚のようになってしまい、これはいただけないと言うことで、飾る品を最小限に絞りました。
過去記事のまとめみたいになってしまいますが、お気に入りの展示品を紹介します。
天板
クラシック版サンダーバード(TV人形劇/イギリス1965年・日本1966年放送)
この主要メカ6機はすべて樹脂製で、プロップ(本編使用模型)を忠実に再現し、ウェザリング(風化表現)まで施してある無改造・無欠損の完成品ミニチュアです。
1号 設定全長35.05m タイトー スーパーメカニクス 1/117 300mm 2003年製造
発進シーケンス(バンク)やOPプロップとは異なりますが、本編内で最も多く使用されたプロップの仕様を正確に再現。
OP版とはモールドの形状や、ロゴの入れ方などに差があります。
3号 設定全長87.48m(初期60.8m) タイトー スーパーメカニクス 1/400 220mm 2003年製造
放熱フィンの付け根の青部分に赤いラインがない。フィンの黄色部分が多すぎるなど本編プロップとの差はありますが、形状は公式発表された3面図を最も忠実に再現した完成品です。
5号 設定全長121.92m(版権元設定95m) タイトー スーパーメカニクス 1/360 330mm(アンテナを25mm詰めると305mm 1/400) 2003年製造
プライズ品(景品)ながら、映画版のプロップを最も忠実に再現している完成品ミニチュアで、量産された5号製品としては最大級の大きさです。
本編プロップのドッキングベイは傾斜をつけてありますが、こちらはパーツ成型の都合と、TB3を保持する強度の問題で垂直に付けられ、TB3に角度をつけるためのツメを設けるなどの点で違いがあります。
※当方所有のタイトー スーパーメカニクスは2003年(再販)の青箱版Vol.1と2です。
青箱は3回に分けてリリース。(Vol.1:TB1 TB2 Vol.2:TB3 TB5 Vol.3:TB4 MOLE)
他に、1999年の白箱版(初版・パケはVol記載なしで2タイプ)第1弾(1・3・5号) 第2弾(2・4・MOLE)と、サンダーバードが日本で放送されて40周年に当たる2006年に、藤商事からVolなしで一挙5モデル(MOLEなし)がリリースされています。
ミニチュアの仕様はどれも変更されておらず、すべてに (C)ITC. の刻印が入ります。
1段目
2号 設定全長76.20m 海洋堂 メガソフビアドバンス 1/160(公称値) 480mm 2015年製造
発進シーケンス(バンク)やOPプロップの形状を、最も正確に再現したソフビボディの大型モデル。
人により心惹かれるプロップは異なりますが、私は初期版TB2が好きで、その形状を最も忠実に再現していると思う製品です。
TB2のスタンドは、14番(2mmΦ)のステン線で飛行状態を表現しました。
4号 設定全長9.14m コナミ SFムービーセレクション 1/106 86mm 2002年製造
MOLE 設定全長18.3m コナミ SFムービーセレクション 1/182 99mm 2002年製造
プロップを忠実に再現した食玩(ラムネ菓子の付録品)で、縮尺は統一されていないのですが、海洋堂TB2と馴染むサイズ感なので、併せて展示しました。
2段目
宇宙戦艦ヤマト 全長(初期263m) 1978公式265.8m
バンダイ ポピニカ魂BPX-01(2001発売 2005年再販版A:松本零士監修の文字入り版)
265.8m設定 1/625 425mm 2020年未開封品入手
ポピニカ魂BPX-01は、ファーストヤマトの集大成的な製品で、原作者監修と言う決定版完成品ミニチュアです。(当面未使用保管)
バンダイ 1980年金型1996年再販版 旧1/700プラモデル 宇宙戦艦ヤマト改 263m設定 370mm(素組は375mm) 2018年完成
旧1/700プラモデルは、パーフェクトプロポーションと呼ばれた、ヤマト初期設定の正確再現キットです。
初期設定は、アニメの描写やイラストとの差異などで、視聴者のイメージと乖離していると思うのですが、そのキットを元に、極力アニメで描かれたイメージに近付けるべく、独自に改造を施し「俺ヤマト1」としたものです。
カラーリングは、アニメの色彩を意識した塗装にしてあります。
なお、造形的に不十分な点が多々発覚したため、現在「俺ヤマト2」として、さらなる改造版を製作中。
3段目
銀河鉄道999 C62 全長(動力車+炭水車)21.475mm 全幅2,936mm 全高3,980mm
三井金属工芸 C622(1972) 1/42スケール 24mmゲージ 全長510mm 全幅72mm 全高95mm 2020年入手
49年前のオリジナルコンディションで、補修・改造・破損・欠損のない個体です。
999号に改造するつもりでしたが、もったいないのでこの状態を維持しようと思います。
バンダイ 1986年金型1994年再販版 ノンスケール プラモデル 銀河鉄道999(3両編成精密モデル)改(TV版のキットを劇場版仕様に変更)
機関車171mm 機体約1/120 軌間16mm 客車と装甲車を加えて420mm 2018年完成
ネット情報では、バンダイ999号のパーツの分割方法などが、ナガノ1/75(HO)C62 48に酷似しているとのこと。
ナガノ版がHOを謳いながら1/75とやや大きいのは、Nゲージの1/150を倍のサイズにしたためと言う情報もあります。
バンダイ版は、機体サイズが1/120と小さいので同じものではないですし、かなり簡略化されていますが、「参考」にしたのではないかと言う話でした。
であれば、キットの元になった機体は、C62 48と言うことになりますね。
C62 2と比較してみると、ボイラー周りの配管モールドなどに、けっこう違いが見られます。
と言うわけで、展示ミニチュアの詳細を紹介させていただきました。
細部のディテールなどは、過去記事で紹介しているものもありますので、併せてお読みいただければ幸いです。
展示に漏れたミニチュアたち
今後、プラモデル作りなどは、この秘密基地で行う予定です。
ミニチュアに関するあれこれを、ここから発信して行けたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
以上、秘密基地のミニチュア棚でした。
タイトー スーパーメカニクス TB1・3・5(1999)
海洋堂 MSA TB2(2015) コナミ SFムービーセレクション TB4・MOLE(2002)
バンダイ ポピニカ魂BPX-01(2001) バンダイ 旧1/700 ヤマト改(1980)
三井金属工芸 C622(1972) バンダイ 999改(1986) ※()は初販年
秘密基地と言うのは、趣味の部屋として借りた新宿某所、住宅地の奥まった場所にある中規模マンション1階なのですが、静かで落ち着く立地だし、人に気兼ねなく好きなことができる部屋と言うのはいいものですね。
誰も来ない自分だけのスペースは、男の夢だなぁと再認識です。
毎週末に、ぼちぼち家具や家電を設えていて、ふと思ったのです。
ミニチュアを飾る棚、置くスペースあるなぁと。
で、早速3000円の棚を購入し、あるだけの品を飾ってみたら、まるで子供のおもちゃ棚のようになってしまい、これはいただけないと言うことで、飾る品を最小限に絞りました。
過去記事のまとめみたいになってしまいますが、お気に入りの展示品を紹介します。
天板
クラシック版サンダーバード(TV人形劇/イギリス1965年・日本1966年放送)
この主要メカ6機はすべて樹脂製で、プロップ(本編使用模型)を忠実に再現し、ウェザリング(風化表現)まで施してある無改造・無欠損の完成品ミニチュアです。
1号 設定全長35.05m タイトー スーパーメカニクス 1/117 300mm 2003年製造
発進シーケンス(バンク)やOPプロップとは異なりますが、本編内で最も多く使用されたプロップの仕様を正確に再現。
OP版とはモールドの形状や、ロゴの入れ方などに差があります。
3号 設定全長87.48m(初期60.8m) タイトー スーパーメカニクス 1/400 220mm 2003年製造
放熱フィンの付け根の青部分に赤いラインがない。フィンの黄色部分が多すぎるなど本編プロップとの差はありますが、形状は公式発表された3面図を最も忠実に再現した完成品です。
5号 設定全長121.92m(版権元設定95m) タイトー スーパーメカニクス 1/360 330mm(アンテナを25mm詰めると305mm 1/400) 2003年製造
プライズ品(景品)ながら、映画版のプロップを最も忠実に再現している完成品ミニチュアで、量産された5号製品としては最大級の大きさです。
本編プロップのドッキングベイは傾斜をつけてありますが、こちらはパーツ成型の都合と、TB3を保持する強度の問題で垂直に付けられ、TB3に角度をつけるためのツメを設けるなどの点で違いがあります。
※当方所有のタイトー スーパーメカニクスは2003年(再販)の青箱版Vol.1と2です。
青箱は3回に分けてリリース。(Vol.1:TB1 TB2 Vol.2:TB3 TB5 Vol.3:TB4 MOLE)
他に、1999年の白箱版(初版・パケはVol記載なしで2タイプ)第1弾(1・3・5号) 第2弾(2・4・MOLE)と、サンダーバードが日本で放送されて40周年に当たる2006年に、藤商事からVolなしで一挙5モデル(MOLEなし)がリリースされています。
ミニチュアの仕様はどれも変更されておらず、すべてに (C)ITC. の刻印が入ります。
1段目
2号 設定全長76.20m 海洋堂 メガソフビアドバンス 1/160(公称値) 480mm 2015年製造
発進シーケンス(バンク)やOPプロップの形状を、最も正確に再現したソフビボディの大型モデル。
人により心惹かれるプロップは異なりますが、私は初期版TB2が好きで、その形状を最も忠実に再現していると思う製品です。
TB2のスタンドは、14番(2mmΦ)のステン線で飛行状態を表現しました。
4号 設定全長9.14m コナミ SFムービーセレクション 1/106 86mm 2002年製造
MOLE 設定全長18.3m コナミ SFムービーセレクション 1/182 99mm 2002年製造
プロップを忠実に再現した食玩(ラムネ菓子の付録品)で、縮尺は統一されていないのですが、海洋堂TB2と馴染むサイズ感なので、併せて展示しました。
2段目
宇宙戦艦ヤマト 全長(初期263m) 1978公式265.8m
バンダイ ポピニカ魂BPX-01(2001発売 2005年再販版A:松本零士監修の文字入り版)
265.8m設定 1/625 425mm 2020年未開封品入手
ポピニカ魂BPX-01は、ファーストヤマトの集大成的な製品で、原作者監修と言う決定版完成品ミニチュアです。(当面未使用保管)
バンダイ 1980年金型1996年再販版 旧1/700プラモデル 宇宙戦艦ヤマト改 263m設定 370mm(素組は375mm) 2018年完成
旧1/700プラモデルは、パーフェクトプロポーションと呼ばれた、ヤマト初期設定の正確再現キットです。
初期設定は、アニメの描写やイラストとの差異などで、視聴者のイメージと乖離していると思うのですが、そのキットを元に、極力アニメで描かれたイメージに近付けるべく、独自に改造を施し「俺ヤマト1」としたものです。
カラーリングは、アニメの色彩を意識した塗装にしてあります。
なお、造形的に不十分な点が多々発覚したため、現在「俺ヤマト2」として、さらなる改造版を製作中。
3段目
銀河鉄道999 C62 全長(動力車+炭水車)21.475mm 全幅2,936mm 全高3,980mm
三井金属工芸 C622(1972) 1/42スケール 24mmゲージ 全長510mm 全幅72mm 全高95mm 2020年入手
49年前のオリジナルコンディションで、補修・改造・破損・欠損のない個体です。
999号に改造するつもりでしたが、もったいないのでこの状態を維持しようと思います。
バンダイ 1986年金型1994年再販版 ノンスケール プラモデル 銀河鉄道999(3両編成精密モデル)改(TV版のキットを劇場版仕様に変更)
機関車171mm 機体約1/120 軌間16mm 客車と装甲車を加えて420mm 2018年完成
ネット情報では、バンダイ999号のパーツの分割方法などが、ナガノ1/75(HO)C62 48に酷似しているとのこと。
ナガノ版がHOを謳いながら1/75とやや大きいのは、Nゲージの1/150を倍のサイズにしたためと言う情報もあります。
バンダイ版は、機体サイズが1/120と小さいので同じものではないですし、かなり簡略化されていますが、「参考」にしたのではないかと言う話でした。
であれば、キットの元になった機体は、C62 48と言うことになりますね。
C62 2と比較してみると、ボイラー周りの配管モールドなどに、けっこう違いが見られます。
と言うわけで、展示ミニチュアの詳細を紹介させていただきました。
細部のディテールなどは、過去記事で紹介しているものもありますので、併せてお読みいただければ幸いです。
展示に漏れたミニチュアたち
今後、プラモデル作りなどは、この秘密基地で行う予定です。
ミニチュアに関するあれこれを、ここから発信して行けたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
以上、秘密基地のミニチュア棚でした。