5月も終わりに差し掛かり
沖縄県が梅雨入りしました
台風1号も発生し
その影響で大雨にもなっています
そんな中
夏野菜の栽培は難易度が高く
病気になったり
風で折れてしまったりと
トラブルに見舞われます
この時期に多いトラブルは
- 野菜が病気になりやすくなる
- 風で折れる
- 雑草の勢いが増す
- 土の流出・粘土化
参考資料:
野菜が病気になりやすくなる
つまり
湿気で蒸れてカビが繁殖して病気になることが多いようです
また
雨続きで水が溜まり
根っこが呼吸できなくなってしまうことによる酸素欠乏もおきてしまいます
風で折れる
2月が最も多い地域ですが
強い風はいつ何時起きるかわかりません
なので
誘引の必要な野菜は
こまめに誘引した方がいいですね
トマト きゅうり ナス ピーマン
参考資料:
雑草の勢いが増す
雨量も気温も、雑草が成長しやすい環境になります
なので
野菜よりも早く成長してしまうんですね
また 雨が多くなると畑に行く回数が自然と減るため
草刈りなどの手入れが行き届かなくなるのも原因の一つです
土の流出・粘土化
草が全く生えていない畑では
大量の雨で土が溶けて流出してしまいます
そして
雨に溶けやすい
カルシウムやマグネシウム、カリウムなどの栄養素も同時に流れ出て行きます
水がたまったりその上を歩いたりすることで
土がドロドロになります
すると
細かい土の粒子である粘土が表層にたまりやすくなり
粘土化した土は隙間がないので硬くなりやすく
水はけも悪く
野菜は根を張りにくくなったり
根が呼吸できなくなることがおきます
雑草抑制と土の流出・粘土化の対策
- マルチング
- 雨よけ資材を設置
- 畑の水はけを良くする
- 雨の日に野菜を触らない
- 畑の中を歩かない
- 通路に草丈の低い植物を生やす
マルチング
ビニールや落ち葉・ワラなどで覆います
そうすることによって得られるのは
野菜の近くに生える雑草の抑制
土の流出を防ぐ
雨によって跳ねた土が野菜に付いて
土壌中の病原性のカビや細菌が野菜に付着するのを防ぐ
です
今年は黒マルチを使いましたが
秋作からは藁を使う予定です
雨よけ資材を設置
トマト・ズッキーニ・結球レタスの使用は有名です
雨が直接野菜に当たらないように
アーチ型の支柱を組み
ビニールなどで上部を覆います
セット商品も見かけますね
参考資料:
畑の水はけを良くする
方法は3つ
- 畝を高くする
- 水はけの良い土質に改善する
- 畑全体の水の流れを良くする方法
です
水路を確保するために
畝の間を深く掘り進めてしまったことによって低くなり
排水できなかった経験があります
畑があるのに土を購入はしたくないですが
一番最初は増やした方がいいかなと
個人的には思っています
雨の日に野菜を触らない
随分前にお手伝いしたナス農家さんでは
雨が降る前日に
基本サイズより小さいけど
規格でも通るサイズは収穫していました
ナスの成長は早く
連日に雨なると30cmサイズになってしまうこともあるからだそうです
畑の中を歩かない
長靴が畑の中に沈み込んで
泥だらけで重たくなってしまったことがあります
確かに
後日乾いたあとを見ると
カチカチになってしまってました
通路に草丈の低い植物を生やす
雑草でもいいんですが
どうせなら見た目も実用性も良くしたいと思っているので
「 グランドカバー 植物 」で検索してみました
参考資料:
メリットもデミリットも理解した上で
導入したいですね