黒斑病
黒斑病とは
本病は,糸状菌(かび)の一種によって引き起こされる土壌病害である。 本病は茎葉や塊根を侵すが,特に収穫後,貯蔵中の塊根に発生すると被害が大きい。 発病初期の病斑は緑を帯びた黒褐色をしているが,病勢が進展すると黒色がより強くなり,表面がくぼんだ円形となって,中央部にかびを生じる。
また、発生の条件は
本病は,罹病した種いもから採苗した苗により伝染する他,土壌伝染する。土壌伝染の場合,主にハリガネムシ(コメツキムシ幼虫)やコガネムシ類幼虫等の土壌害虫やネズミによる塊根の食害痕から感染し,貯蔵中に発病することが多い。また,収穫時に発病が認められた畑の塊根は,外見上健全であっても貯蔵中に著しく発病することがある。
とありました
参考:
耕種的防除法
1.輪作を行う。
2.貯蔵用のいもは,種いも,食用を問わず堀取期に選別して,健全いものみ貯蔵する。
3.本貯蔵の前に,キュアリングを行う。温度33~35℃,湿度90%以上の条件で80~90時間保つ。
4.貯蔵穴は,毎年更新する。
5.苗床の床土は,無病地の新土を用いる。
6.種いもは,47~48℃の湯に正しく40分間浸してから,すぐ伏せ込む。
7.苗の基部を6センチメートル位残して切り取る。
これは さつまいもの話でしたが
家庭菜園で作る量であれば
貯蔵の話は置いておいて
必ず実施したいのは
1.輪作を行う。
です
輪作
連作による障害を防ぐため、同じ場所で、違った植物(品目や科)を年毎に定期的に循環させて栽培することです。
参考:サカタのタネ
一戸建てのちょっとした庭で作っている場合は
どうしても手間のかからない欲しい野菜を作るので
連作しがちになってしまいます
この話は プランターでも同じで
その時は 土作りの時に連作障害防止の資材を入れると良いです
参考:サカタのタネ
輪作プラン
あなたの作りたい野菜は何ですか
と言われてもなかなか決めれないと思います・・・
今はネットの時代💻
探せばあるんですね
ただ
大きい規模の話が多いので
庭先でとなると 考えてしまいます
ご提案
そこで私が考えてみました
ご参考にしていただけると嬉しいです
1.畑で使う場所を3ブロックに分ける
2.1年ごとにずらして使う
3.3年ごとに連作障害資材を入れる
この流れを基盤に
作る野菜を決めます
1年目春夏野菜
ジャガイモ🥔・枝豆・小松菜🥬
1年目秋冬野菜
ほうれん草・にんじん🥕・さつまいも🍠
2年目春夏野菜
枝豆・小松菜🥬・ジャガイモ🥔
2年目秋冬野菜
にんじん🥕・さつまいも🍠・ほうれん草
3年目春夏野菜
小松菜🥬・ジャガイモ🥔・枝豆
3年目秋冬野菜
さつまいも🍠・ほうれん草・にんじん🥕
4年目春夏野菜(連作障害資材を混ぜ込む)
ジャガイモ🥔・枝豆・小松菜🥬
4年目秋冬野菜
ほうれん草・にんじん🥕・さつまいも🍠
と繰り返していきます
ここで出る問題は
同じものばかりじゃやだなぁ〜
です
この話はまた次回にしましょう