みなさん、こんにちは。 「僕とプラモの時間」へようこそ!
前回までは、現代のモンスターマシンであるドゥカティ・スーパーレッジェーラV4の製作記をお届けしてきましたが、今回からいよいよ新章がスタートします。
次なる相棒として僕が選んだのは、タミヤの傑作キット『Honda NSR500 '84』です!
実はブログでも何度か触れていますが、僕はまだ学生でバイクの免許を持っていません。
モータースポーツは大好きで、車のWEC(世界耐久選手権)、D1グランプリの激しいドリフトは見に行ったことがあるのですが、2輪のレースに関してはまだ生で観戦したことがないんです。
イベントなどでたまにレーシングバイクの実車を展示してあるのを見かけては、「カウルの中はどうなっているんだろう…」と、その凝縮されたメカニズムを遠巻きに眺める程度でした。
そんなバイク初心者の僕がなぜこのマシンを選んだのかというと、おもちゃやの棚で出会った瞬間の直感でした。
一目で「あ、カッコいい」と思わせる、伝統のホンダ・トリコロールカラー。
そして調べていくうちに耳に飛び込んできた「過去にかなりの戦績を残した、歴史的名作キット」という言葉。
その響きにすっかりロマンを刺激されて、気づけば箱を手にレジへ向かっていました。
プラモの最大の醍醐味といえば、やっぱり箱を開ける瞬間のあのワクワク感ですよね。
何度味わっても、あの独特の新品のプラスチックの香りと、ギッシリ詰まったランナーを見た瞬間は胸が高鳴ります。
今回はその第一歩として、パーツをランナーごと勉強机の上にズラリと並べて記念撮影をしてみました。
背景がいつもの見慣れた勉強机の「木目」なので、なんだか予想以上に渋くて落ち着いたアトリエのような雰囲気になり、一気に製作モードへのスイッチが入りました。
ここ最近の悩みといえば、天候とスケジュールの噛み合わなさでした。
雨が降れば湿気で塗装ができないし、逆にせっかく晴れた日は部活が忙しくてヘトヘトになってしまい、なかなか机に向かうまとまった時間が取れずにもどかしい日々が続いていたんです。
でも今日、ようやく「よし、少し進めるぞ!」という時間が作れたので、マシンの心臓部であるエンジンからついに着手しました!
まずは説明書通り、パーツを切り出してエンジン本体をマットなブラックで塗装。
これだけでも精密感があって十分格好いいのですが、ここからが今回の僕のこだわりポイントです。
細かなエンジンブロックの造形にある、ネジ頭の一本一本。
ここに極細の筆先を使って、ちょんちょんとシルバーの塗料を慎重に落としていきました。
息を止めて、手が震えないように集中する瞬間です。
プラスチックの黒一色だった塊に、シルバーの金属感がピンポイントで入った瞬間……。
一気にメカとしてのリアルな重みと質感がグッと引き締まり、机の前で一人で「うおぉ、これこれ…!」と声が出るほどテンションが上がってしまいました(笑) 全体で見れば本当に小さな点のような塗り分けですが、このひと手間で模型に命が吹き込まれるような感覚、プラモ作りが好きな人ならきっと分かってくれますよね。
今回は部活との両立もあるので、「いつまでに完成させる」という期限はあえて決めようと思っていません。
実車の写真や当時のレース資料なんかもじっくり読み込みながら、構造を理解しつつ、自分のペースで12分の1の伝説を少しずつ形にしていこうと思います。
じっくり腰を据えた、スローペースな更新になりますが、ぜひ最後までこの製作記をお付き合いいただけると嬉しいです!
それでは、また次回の「僕とプラモの時間」でお会いしましょう!


