Les demoiselles de Rochefort（邦題「ロシュフォールの恋人たち」）は1967年のカトリーヌ・ドヌーヴが出演した映画が有名ですが、私がはまったのは2003年の舞台版です。1967年版も見たのですが、自分的にはどちらかというと2003年版の方が音楽もダンスも楽しめました。2003年版は1967年の映画の忠実なリメイクではなく、音楽もダンスも1967年のものを踏襲しながらもオリジナルなものも多く、20年前の作品とはいえ、かなりアップデートされた現代版という印象です。なんといってもミシェル・ルグランの音楽がとても素晴らしいです。劇中歌で私が特に好きなのがLa chanson de Maxenceです。

先ずは1967年の映画版です

次に2003年の舞台版です

1967年の映画は歌は実際の俳優が歌っているのではなく、いわゆる口パクで、歌手による吹き替えなのに対して、舞台版はダンスも歌も実際の俳優（歌手）が行っているところも好感が持てます。

2003年版のDVDをネットで探したのですが、私が見たところではeBayでもAmazonでもフランス版のみで、リージョンコードはともかくテレビの信号形式が日米のNTSC方式に対してヨーロッパはPAL方式なのでPCならともかく普通のDVDプレーヤーでは再生不能なのが気に入らず、購入を躊躇していたら、ロシア？でアップされたらしい動画を見つけました。