新人さんは、私の指摘した事を全て直そうとしてきた。
一番大事な事には逃げているけれどね。
馬鹿だから文章は書けないという。
でも、私達の仕事は、正義の為じゃなく、お客様の利益の為だから、
現場の結果は当たり前だが、本当のお客様である、雇い主側の机で書類を読む人に満足がなければ意味がない。
書類は、私は誰にも習わず、何冊も人の書いたものを読みまくった。
馬鹿だからとか、言い訳したって何も誰にも利益がない。
そこらへん、中年女が未だに言い訳とは、どこまで甘えてんだって思うことは伏せ、
私は、何年もかけて自分で掴んだ、他の仲間が理解できずに、やれない事も教えた。
上司への恩返しに。
彼女は、私を優しい、何でも言ってくれる、しっかり教えてくれる、と喜んでいた。
けれど、私は分かっている。
言い訳に逃げる甘えた人は、何かあれば人を恨み疑う。
ほどほどに距離は取るつもり。
けれど、上司への恩返しに、何時でも何でも教えていく。
もの事に大事なのは本質であり、人口知能やコンピュータに出来ないのは、そういう辺りであり、人は自分の中に、もの事の中に、それを観ようという努力がなければそれまでで終わりだ。
ともかく、新人さんは喜び、お礼までくれた。
嬉しく美味しく、家族でいただいた。
けれど、そんなことに気を回すのは、余計なことで、
私は、私の伝えたことを仕事に生かし、自分に良いを求めて不安をなくしてほしい。
彼女の足りないこと全て、心の向きの足りなさの全ては、知識の浅さから来ていた。
彼女が自分で努力するしかない。
彼女は、私が色々を見抜くのを理解してくれると喜んでいた。
戦ってばかりいたのだろうけれど、その孤独は、自分が原因と分からなければ、これからも同じだろう。
私は戦わない、相手が勝手に転ぶだけ。
まだまだあるけれど、一つ分かるのにも、長い時間が必要だろうに。