治療抵抗性統合失調症の長女

入院49日目


隔離病室から

毎日かけてきてくれる電話

大半は幻聴と戦ってイライラ

もしくは絶望感で

涙が止まらない


しかしながら

時折とても穏やかな

口調になることがあり

先日から

穏やかな瞬間のお話は

大半お料理のこと

 

長女が小6から20歳まで

シングルマザーだった私は

娘二人と共に生きること

希望する進路に

進ませてあげること

働くことに必死

ゆっくりお料理する暇もなく

朝から晩まで働きまくり

長女はお掃除やお料理

よく手伝ってくれました


その頃

よく作ってくてたのは

お好み焼きと

ソバメシです


病室からの電話では

お好み焼きの作り方を

小さな小さな声で

教えてくれて

退院したら

また作ってあげるねと


食べるもののお話ができるのは

少しは食欲があるということ

きっと良くなってるんだ


一緒に作って

食べれる日が来たらいいなおねだり