シアトルで最近引越しをした友人の日本人夫婦が、「引越ししたらご挨拶ってどこまでしたらいいんだろう?」と悩んでいました。日本では、まず引越しをすると、『向こう三軒両隣』というようにご近所さんにタオルやお菓子などを持っていって挨拶するのが通常ですよね。アメリカはとてもおもしろいのですが、引越しをするとお隣さんのほうから挨拶をしてくるのです。「ようこそ私たちのご近所へ!」みたいな感じで。

そして、そこのご家庭で焼いたクッキーやお菓子などをくれることもありますし、「何か手伝うことはありませんか?」と引越しのお手伝いをしてくれることもあるんです。ですが、これはだいたいが一軒家に引っ越したときの話で、やっぱりマンション形態のところだと、日本のように自分たちからお隣さんだけにご挨拶しに行くことも多いようです。

また、数軒しかないタウンハウスのようなところですと、そこの住人みんなに挨拶することもあるようです。挨拶に行くときに持っていく手土産なんですが、アメリカでは持っていかないことが主流のようです。さっきも書いたように、向こうからもってきてくれるんですよね。ちなみに、友人は引越しが決まって、お世話になったご近所さんに、当時その地域で日本茶がブームになっていたので、簡単に入れられる日本茶を差し上げたところ、とても喜ばれたそうです。

アメリカはレディファーストの国なので、何かあったら女性優先で。日本では男性がエレベーターに先に乗ったり降りたりするが、アメリカでは、先に乗るのも降りるのも普通は女性。女性は、もたもたしていると他の男性が乗り降りできなくなるので、自分から先に進むことに慣れよう。電車やバスでは年配の人に席を譲るのも常識。


日本ではビルの入り口やバスなどのドアを開けるとき、自分が通る隙間だけ開けてさっと行ってしまうが、これはアメリカではNG。ドアを開けたら、後に続く人のために、ドアが閉じないように抑えておき、次の人がドアに触れたら手を放すというのが常識。また、アメリカは愛煙家には厳しい国。空港、駅、オフィスビルなどの公共施設や飛行機、列車の中は全面禁煙、レストランやカフェもしかりで、吸えるとしたらシガーバーくらい! アメリカに行ったら、禁煙する覚悟で行ったほうがいいかも。ホテルの部屋に帰って吸おうと思ったら、禁煙ルームだった、という笑えない話も。部屋で吸いたければ、チェックインのとき申し出を。


どこでもお店には黙って入らず、「Hi」と挨拶を。個人宅では、トイレを使用していない時は、ドアを開けっ放しにしているのが普通。日本人客が使った後にドアを閉めてしまい、その家の人は、ずっと誰かが入っていると思って長時間トイレを我慢していた、なんてことも。

招きするときは、手のひらを上に向けて。日本のように手のひらを下にすると、追い払われてると思われる。ピースサインを逆に見せたり、中指を立てるのもNG。手のひらを広げてヒラヒラさせると、どちらでもない、という意味にとられるので注意を。「それほどでもない」とか「ちょっとだけだけど」という意味で何気なくこのポーズをとると、反対にとられてしまう。

タクシーを利用した際は降車時に乗車料金の10~15%プラスして支払う。もし、チップ込みでちょうどいい金額のお金がなかったら、「○○ドル、バック」とほしいお釣りの額を言えばいい。エアポートバスのドライバーに荷物を下ろしてもらったら、US$1~2、観光バスのドライバーにはUS$3~5程度を。


ホテルに宿泊したら部屋を出るとき、枕の近くにUS$1~2(連泊する場合は毎日)、ポーターに荷物を運んでもらったら、荷物1つに対してUS$1~2、ルームサービスを頼んだらUS$1~2、駐車場からエントランスまで車を持ってきてもらったらUS$1~2、コンシェルジュにレストランなどの予約を頼んだらUS$1~2(コンシェルジュは不要なことも多いが、気持ちとして)。チップを少額のコインで渡すのは非常識。特にペニー(1¢)には屈辱的な意味があるので、チップで渡さないこと。アメリカはレディファーストの国なので、何かあったら女性優先で。日本では男性がエレベーターに先に乗ったり降りたりするが、アメリカでは、先に乗るのも降りるのも普通は女性。女性は、もたもたしていると他の男性が乗り降りできなくなるので、自分から先に進むことに慣れよう。