息子、5年生の運動会が終わりました!


自閉スペクトラム症で知的に遅れもあり

支援級に在籍していますが

とうとう今年は

加配の先生無しで!

すべてのプログラムに参加できました!笑い泣き


今までは

練習は後ろのマットに転がって見ているのが基本スタイルだったのに

今年は最初から参加!

その姿に練習中から先生方は涙し

転出された先生へも

息子の様子を伝えては涙し

私にも当日は涙用に

ハンカチでは無理なんで

タオルをお持ちください!

と言われるほどの出来っぷり!

と聞いていました。


当日、息子を目の当たりにして

目の当たり…

どこ?!混ざっててわからんびっくり


という体験から始まり

開会式でのアナウンス!

バッチリ!!!びっくり

(妹の「お兄ちゃん、カッコいいラブラブ」いただきました!)


ラジオ体操もできています!


個人走も録画には夫の

「走りもせんかったやつが…」

というつぶやき通り笑い泣き

誰に追いかけられることもなく

最後まで楽しそうにしっかり走る息子の姿が!


そして、リレーでは第一走者。

みんなでジャンケンしてコース決めもバッチリわかって参加していました。

息子の精一杯で走るも

息子がバトンを渡す時、一番遅くてトップとの差は半周!

私なら心が折れそうですが

あとを引き継ぐお子さんたちは

全員、全力疾走!!!

なんと、巻き返して3位でゴール!!!

先生のチーム組の神采配とお子さんたちの心の強さに涙でした。

息子もすごいけど、みんな、ホントにありがとうございますえーん




そして、なんと15分に渡る

5,6年合同の組体操!!!


テーマが地球創生とかで

なんか壮大な物語を読み上げる

先生の謎のアナウンスをよそに

組体操に励む息子。


もう、これが

信じられませんでした。

いやね、

ここまでも

あれ?私は何を見せられているのかしら?

と半ば現実離れした感覚でしたが

いろんなポーズに協力体制

配置換えもたくさんあるのに

お友達に支えてもらいながら

息子も四つん這いでお友達を支えて

(ラクじゃない…と呟いていたそうですが爆笑)

最後まで楽しそうに

本当に楽しそうに

最後まで参加できました。


できないポーズは

できるポーズで参加して

肩車とかは

前に立って支えになったり

肩車の3組が円陣になって回っている時は

中に格納されて一緒に回っているのには爆笑でした爆笑


自分にできる形で

しっかり参加していました。

それを認めて導いてくださった先生方

しっかりやり遂げた息子

一緒に頑張ってくれたお友達

みんな素晴らしいですよね!


先生方も

皆さん涙涙で笑い泣き

お礼を伝えながら

一緒に息子の成長を喜びました。


先生方、よくぞここまで

息子を導いてくださって

ありがとうございましたえーん


知らん人まで息子の名前を呼んで

がんばれー!と声援を送ってくれるくらい

アットホームな小学校に通えて良かったです。


普通は親の心だけだと思うけど

どれだけの人の心に

この日の息子が残っただろう。


小さな頃からずっと

暖かく見守って育ててくださった皆さん

本当にありがとうございました。


今年は1年生の時から用意していただいていた

休憩室を使うこともありませんでした。


私は運動会に限らず

学校行事は子供が楽しめるなら

というスタンスです。

とはいえ

行事には1ヶ月位

練習期間がありますし

参加できるに越したことないなあと思っています。


正規の形で参加できないなら

息子に合った形での参加を。

それもキツイなら欠席でと思っていました。


でも5年間

すべてのことに

なんならかの形で参加してるんですよね。


プラネタリウムとかなら

親子で先にリハーサルで見に行ってみたり

できる形のスモールステップで

めちゃくちゃ刻んで進めていただいたり。

何もかもが

今に繋がってるんだなあとしみじみです。



これでいいんかなあ?

こんなんで将来

どうなるんやろうなあ?


待つだけでなく

もっとハッパかけたり

頑張らせたほうがいいのかなあ?

色々悩むこともありましたが


・環境を整える

・子供の好きを伸ばす

・安心の中で、ちょっと頑張ったらできることを重ねる

・できた!を積み重ねる

・勇気づける


これをやり続けて

本当に良かったです。



周りはみんなできてるのに!

いつ花咲くの?!


こちらが焦って

息子のペースや気持ちを見ないで

ヤイヤイやって

逆に傷付けてしまわなくて良かったです。


親の焦る気持ちは

カウンセリング受けるなり

自分で学んででも処理する。


めっちゃやりがちですけど

自分の不安を解消するために

子供に無理にやらせようとしない。


今、できることをやりながら

花咲くまで楽しみに待つ。


本当に

一般的なスピードとは全く違いますけど

ちゃんと

息子の心と体が揃った時に

花開くんですね。


待ち続けた先に

こんな喜びを知ることになるとは。


息子の成長は

待つ時間が長い分だけ

花開いた時

忘れられないんですよね。


一生、しゃべるかわからない

と言われた息子から

「おかあさん」と呼ばれた瞬間。


要求の言語ばかりの中

初めて

報告の言語が出た時の

「ちゅき(月)」(お母さんお月様だよ)

暗がりの和室で正座をして

空に指さしまでしていた小さな背中。


ああ、すごいなと。

人の成長は愛おしいなと。

涙が止まらないんですよね。


息子が大きくなったら

ひたすら待っている

その過程すら愛おしいと

懐かしく思い出すんだろうなと思います。


息子も5年生。

まだ?ギリギリ可愛い今を

満喫したいと思います爆笑