今朝の事です。
我が家は朝早く起きたら
お着替えをしたら
YouTubeなど好きな映像を見てもよいルールになっています。

今朝は早く起きた息子が
そのルールを守らずに
YouTubeを見出しました。

母「あれ?いいのかな?」
子「みたいもん!」
母「見てもいいんだよ、お着替えをしたらね」
子「みたいんだもん!」

母、服を用意し手渡す

母「これに着替えたら見てもいいんだよ」

半分だけ着替えて
YouTubeを見出してお着替えが止まる

母「ズボンはけたね、でも、シャツは?」

子「みたいんだもん!」

そのまま着替えず

母「TVがついてるとお着替えできないね、ちょっと消すね」

TVを消す

子「いやだもん!」
TVをつけようとする

母「お着替えしたらつけるよ」

子、TVをつける
母「ダメだよ!」
と強く言ってTVを消す

子「お母さん死んじゃって欲しい」
(迷いながら細い声で)

母「え?今、何て言ったの?」

子「死んじゃって欲しい」

母「お母さんに死んで欲しいの?」

子「…」

母「お母さん、息子君に死んで欲しいって言われて悲しい」

母、爆泣き

子、ビックリして泣き出す

旦那、飛び起きてくる
(旦那は鉄パイプを持ったヤンキーに全速力で追いかけられる夢を見ていたそうです)

父「お母さんにひどいこと言ったね。ダメだよ。」
と言ってトイレに向かう

母「お母さん悲しいよ~ひどいよ~」
と泣きながら息子の前を通りすぎて
寝室へ向かう

子「ごめんなさい!」

子、謝るも
母、すぐ「いいよ」と言える気持ちになれず
お布団の中にゴロン

父戻ってきて
息子に優しく
息子の言葉でお母さんが傷ついたこと
言ってはダメなこと
あやまること
を伝えていました。

息子に付き添って
お布団の部屋の入り口で
一緒に謝ってあげる姿勢で見守り
大丈夫そうなタイミングで
息子だけを部屋に入れて
扉をしめる

母、お約束を守ってほしかったこと
守れなかったからテレビを消したこと
言われて悲しかったこと
「死んじゃって欲しい」じゃなくて
「見たかった」
って言えばいいんだよ
を説明

子、改めてごめんなさい発言

母「なかなおりする?」

子「できない」泣き出す

母「とりあえず、ご飯食べよっか」

子「食べる」

とりあえず、朝御飯を食べる

しばらく食べているとお互いに落ち着いてくる

一連の流れを支援級の連絡帳に書きながら
母「お母さんに死んじゃって欲しいって言ったね」
母「すごく悲しくなるから、誰にもいっちゃダメだよ
言わないで欲しいな」
子「言わない」
母「ありがと」

という流れで
後は元気に学校に旅立っていきました。

前思春期に突入してきている
3年生の息子から
ついに出たなー!
と思いました。

おしゃべりが得意でない息子は
基本的に
お気に入りのシーンのセリフで
会話をすることが多いです。

映画「となりのトトロ」で
サツキとメイが
お母さんの一時退院が延びたことで
喧嘩をするシーンがあり

メイ「いやあだ!」
サツキ「じゃあ、お母さんが死んじゃってもいいのね?!もう知らない!」

私たち親子の喧嘩から
この二人の喧嘩というシーンを連想し
このセリフをアレンジチョイスしたようです。

定型のままではなく
アレンジまでする成長っぷり!
感心しながらも
息子からいつか暴言が来たら
怒るんじゃなくて
「悲しいよ」
を伝えようと決めていたので
思いっきり泣いてみました。
実際、悲しかったですしね。

最初の暴言が「死ね」
だったのも
一番言ったらアカンやつだったので
全力でいきやすくて良かったです。 

お家の中で
いっぱい
間違ったらいいなと思います。

怒ったり泣いたり
ケンカしたり
仲直りしたり
家族だから
安心して
いっぱい練習したらいいと思います。

次の暴言が来たら
今回よりも
もう少し
息子に伝わるように話せるかなと思います。

息子が小学校に行ってから
寝起きなのに(笑)
旦那のナイスアシストにお礼を言いつつ
とはいえ
息子の成長に一緒にビックリ!
しながら2人で笑ってしまいました。

最愛の息子から
死ね
といわれたら
そりゃあショックですが(笑)

旦那と打ち合わせゼロでもお互いに同じ気持ちで息子に対応できたこと
息子の成長をみれたこと
お互いの気持ちを大切にしながら話ができたこと
仲直りできたこと

良い面と悪い面は
やっぱり
おなじだけあるもんですね。

教えるってなると
どうやったらいいのか
なんて言うのがいいのかと
悩んでどうしたらいいのか
わからなくなる事が多いんですよね。

なので私は
子供本人が
「間違った!悪いことしちゃった!」
って自分で気づいてくれる方向に
全力疾走する事が多いなと思います。

その後に
お互いに
なんでそんなことしちゃったんだろう
どうしたら良かったのか
どうして欲しかったのか
等を一緒に考えていくスタイルですね。

息子は9才
私もお母さんは9才です。

一緒に成長していきたいなと思います爆笑