お子さんの育ち方が一般のお子さんとは違う事で
小学校や支援学校へ上がる事に不安をお持ちの親御さんに
お話をさせていただく機会が増えてきました。

今も2月に区役所であるお話会の内容を考えています。
たった数年だけの先輩ママですが
あの頃不安だった自分に向けてお話するように
少しでも不安が消えて笑顔になれるようなお話ができたらと思っています。

 

当時は妊婦だったのですが
結果的に約2か月ほど、毎日数時間小学校に入り込んで
息子と先生のサポートをするというなかなか特殊な経験をしたこともあり
入学してすぐの学校の授業の様子や先生や子供たちの様子を間近で体験する事ができました。

今までにいただいたご質問に私の考えではありますが答えたものををシェアしますね。
違うなぁと思うものはどんどんスルーしていただいて

ピンときたものだけでもお役に立つと嬉しいです。

 

 

Q子供が支援級という事で学校でいじめられるのではないか

小学校に入学したての時は、どのお子さんも自分の事に必死で、他人に害をなす程の余裕はまだなさそうです。

 

Q支援級に行く事を他のお子さんや自分の子供に、どのように説明したらいいか
大人数で学ぶより、少人数で学ぶ方がよりよくお勉強ができるから行っている。
支援級でお勉強がしたいというお子さんは基本的には誰でも行く事ができるので、行きたかったら先生にお願いしてみては?
(支援級は、勉強のできない頭の悪い子が行くところではありません。)

 

Q様々な配慮に対して「ずるい」と言われるのではないか
基本的には他の人が難なくこなせる事が、とても時間や努力が必要でスタートラインまでたどり着けない事に対して
補助を使ってスタートラインに立っているだけです。
他の補助のないお子さんを抜かして、先からスタートするわけでもないし
他のお子さんの学びを邪魔するものでもありません。楽をする為に使っているのではありません。
もし、自分も使う必要があると思うなら、先生に相談してみては?

基本的には、他者の学びを阻害しない配慮をずるいといわれる場合は
そのお子さん自体が

「精神的にゆとりがない」「なんらかの配慮を求めている」「満たされていない」可能性が高いです。
とりあえずは、先生にもご報告をしておく方がいいと思います。
 

Q障害の告知について

もしお伝えになる場合は、最初は、細かい障害名まで伝える必要はないと思います。
子供の良い所と、ご迷惑をおかけするかもしれない所の両方を手短にお伝えすればいいかと思います。
学校生活を進めていく上で、必要に応じて先生と相談しながらより詳しい説明がいるのかは判断していけばいいように思います。
その際も、いきなり自分のタイミングで言うのではなく、事前に内容とタイミングを先生と相談しておかれるのが良いかと思います。