先日久しぶりにフィルムカメラを使ってみた。
フィルムカメラっつってもまぁいろいろあるわけで、
ちゃんと撮ろうと思うときには、CONTAX 645というのを使います。
CONTAXってのは京セラがだしていたカメラブランドで既にカメラ事業から撤退しているので当然ディスコン
修理も2012年?そろそろ終わるのかなぁ?
フィルムはブローニーフィルムを使い、6x4.5cmの大きさでフィルムを消費します。
ブローニーって6cm幅のフィルムをどの面積で使うかはカメラ次第で、6x9、6x7、6x6、6x4.5とかの使い方があります。
で、CONTAX 645はアイレベルファインダーが付いていて、秒間2コマ撮れるという、かなり小回りのきくもんで
レンズも専用品ですね。標準レンズはPlaner 80mm
そんなカメラです。
実戦に導入すると、かなりいいシャッター音がするので、
昔はよく、いい音がして撮られていて気持ちがいいと言わせました。
まぁ撮っていても気持ちがいいもんです。
今回はACROS 120 裏紙つきなのでイマイチその音にもキレがないんですけど
裏紙なしの220フィルムの時は、中の圧板に穴が開いてバキュームするインサートもあるのですが
これの時の巻き上げ音がもっと洗練されています。
フィルムを使って撮影すると…
当然現像しなくてはならんのですが、モノクロなら自分でやりましょ
ってことで
120リールとフィルム、フィルム包装、箱
フィルムをこのリールにダークバック(遮光性の黒袋)の中で手探りで巻きつけていくわけです。
後は現像液を水で溶いて温度を20度に、
規定の時間、普通は20度で10分。
最初1分連続攪拌、後は1分おきに5秒、自分は10秒してるけど攪拌
はじめにタンクをガンガン叩いて中の気泡を抜くのがポイントです。
時間が経ったら現像液を排出して停止液(適当に酢酸を垂らした水)
そして定着液で10分。
最後に水洗30分ぐらい。。
手際よくちゃきちゃきやると1つのタンク2本で2つ連続処理
全部で4本を1時間ちょいでできます。
まだ赤いです、水洗をきちんとするとこの赤いのが抜けます。
クリップにつけて干します。
普通に干すとだらだら水が垂れるので、スポンジでトントンと両側からたたきながら水滴を小さくしてやります。
フィルムの上のゼラチンがキレイに吸収して平坦になってくれます。
乾燥したら、645の場合は4コマづつはさみで切ってシートに入れる。
もちろんネガなので白と黒が反転してます。
これをルーペとライトボックスで見て、ピントやら構図を確認。
プリント作業へ…といくのだが生憎うちには暗室がないのでここまで。
フラットベットのスキャナでデジタル化。
んーデジタル化するなら最初からデジカメでいいんだけどね。
デジタルは0~255の明るさの濃淡でしかモノクロを表現できないのですが
銀の粒子は大きさと密度によって絵をだしてるので、トーンの階調に制限がないんです。
安易にフルカラーデジカメの画像をモノクロ化してる人がいますが、RGBの情報を1/3にして捨ててるだけで実はなーんもいいことはない雰囲気だけ楽しむものですな。
ぜひプリントを見てもらいたいところです。
まぁそんなこといってもWebではデジタル化するしか無い。
Sonner140mm を使ってみた写真をご紹介
2400dpiで読み込んだ原画(3720x4992)
http://ho4.org/hoshi/img/20110312_bw2_4.jpg
その日の記事 デジカメ分もあるので比較を
http://ameblo.jp/ho4org/entry-10829907056.html
その原画(2832x4256) D700+MP100mmZF
http://ho4.org/hoshi/img/20110312_0043.jpg
まぁアスペクト比は若干違いますがフィルムの絵を
表面だけですけどデジタルと見比べてみると
手間かける楽しさはあるのかなぁ?
というご紹介でした。久しぶりにやると楽しいですわ。




