ある日の土曜。

私たちは川遊びに行くべくJerusalemの方面に向かい車を走らせた。

 

朝ごはんはここ!ということでやってきたのがこのお店。

 

※Googleマップにはお店情報登録されておらず地元民が知る穴場スポット的なところのよう

 

 

第一印象はゲストハウス的な雰囲気だなと足を踏み入れていくと

そこには見たことない種類の鳥がわんさかいる小屋があり、一匹のワンちゃんが出迎えてくれた。

 

 

 

鳥たちの声を背にしながらテラス席に腰かけた私たちが注文したのはこちら↓↓

 

 

「גיחנון(Jachnon) 」ジャフノンと呼ばれるユダヤ教徒の伝統的な朝ごはん。

これはシャバット(安息日)の朝に提供される朝ごはんらしい。

 

 

大きめの器に入った赤いのがフレッシュなトマトのペースト。

小さいカップには唐辛子などが入ったスパイス(私は一気にトマトペーストに混ぜたので写真は空になっているが(笑))チキンのゆで卵に細長い茶色のものがペストリー。

 

ペストリーは食べた感じ薄い層が何十にも重なってた玄米パンの味をすごく薄くした雰囲気で触感は柔らかく食べるときにトマトのペーストや卵などを添えて食べる。このお店はチーズやワインも作っているらしかったのでチーズとワインも注文。

チーズはオニオンを混ぜたものやオリーブを混ぜたものシンプルなゴルゴンゾーラなどこちらもおいしくいただいた。

 

店主のご夫婦は見た目60歳は超えているであろうという感じのお二人で、特にご主人は色々と旅をしてきた中でもまだ日本にはいけてないらしく、日本に行くことは“ライフミッションの一つ”と言っていたことが印象的だった。

 

これまでもー

 

「日本という国はとてもきれいで夢のようなところだと聞いている」

「日本はゲームの中の国、それぐらい夢のある国なの」

「日本旅行は私たちの夢の一つなのそのためにお金をためてるわ」

 

こちらのご主人だけでなく、イスラエルで出会った若者やカップル、彼の家族や友人のジャーナリストの女性も同じことを言っていたのを思い出す。

 

日本という国は海外から見たら少なくともイスラエルに住む人たちからは

「夢の国」「きれいな街」といういい印象をもってくれている人が多いんだなと実感。

 

日本人の私から見た「日本」と異国の人たちから見た「日本」の違いに少し驚きつつ

自分が今見ているもの、知り得ているもの、場所や文化、生活スタイルが全く違えば誰かにとっては、それこそが正解で求められているもののようにも捉えられることもあれば、またそうでない環境や考えということもあり得るんだろうなとふつふつと思った。

 

だからこそ、いろんな人のいろんな“見え方”を知りたいし感じたいなと思う。

自分が感じていることは誰かにとっては夢みたいに嬉しい現実だったりするかもしれないし、

自分からみた悲劇のようなことは誰かにとっての正義のための行動かもしれないし、

日々流れるニュースや情報だけをうのみにしすぎず、別の立場や環境から見るとどう映るのか、どのようにとらえられているのかなど、これかも私なりの方法で違いだらけの世界を検証していきたいなと思った。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は、私の人生で最もエキサイトしワイルドプール(川遊び)での話ができればと思っています。

ではでは~