IT未経験でシステムインテグレータに入社した場合、最初の派遣先でテスター業務を任されるケースが多々あります。テスター業務とは、完成したプログラムが仕様書通りに正しく動作するかを確認する作業のことです。開発の知識が乏しい段階であっても取り組みやすい作業であるため、初心者が現場の雰囲気に慣れるための最初のステップとして最適でしょう。プログラミングのスキルが不足していても、丁寧に進めることで確実にこなせる業務と言えます。 

一見すると単純な確認作業の繰り返しに思えますが、テスター業務にはエンジニアとして成長するための要素が詰まっています。仕様書を読み込みながらテストを行うことで、システム全体の仕組みや設計の意図を自然と理解できるようになるのです。実際のプログラムが動く様子を間近で観察できるため、どのようなコードを書けば不具合が起きるのかといった感覚も養われます。Javaなどの開発言語に触れる機会も多く、実務を通じた効率的な学習が可能です。 

この業務を確実にこなすことは、プロジェクト全体の品質向上に貢献するだけでなく、周囲からの信頼を獲得することにも繋がります。不具合を正確に報告するスキルは、将来的に上流工程や開発業務を担当する際にも必ず役立つ貴重な経験です。地道な検証作業を大切に積み重ねていく姿勢が、将来的にフリーランスとして独立する道を切り拓くきっかけになるかもしれません。まずは与えられたテストに集中し、システムの全体像を把握することをおすすめします。

IT未経験でエンジニアを目指すなら、客先常駐形式で働くことになるシステムインテグレータがおすすめです。IT業界は経験以上にスキルが要求される業界なので、プログラミングを学んだ経験が無いとなかなかIT業界で働くことは難しいでしょう。しかし、IT業界の中でもシステムインテグレータの人手不足は深刻であるため、プログラミングを学んだことが無い人を対象に1~3か月程度の研修を行ってから現場へ派遣する形式をとる企業が増えてきています。お金を貰いながら基礎を学ぶことが出来る点は大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

客先常駐であるシステムインテグレータで働くメリットにはこれ以外にも様々な現場を経験することが出来ると言う点も挙げられます。システムインテグレータは主に官公庁や銀行系の案件が多く、そのためJavaの案件が多いです。官公庁や銀行系の案件は規模が大きいことから半年~1年単位のプロジェクトが多く、ゆっくり時間をかけて業務に慣れていくことが出来ます。それに、IT未経験の場合いきなりプロジェクトのスケジュール計画などを担当する上流工程を任されることは少なく、比較的初心者でも簡単にできるテスター業務などといった自分に合ったレベルの派遣先を紹介してくれるので安心です。
ただいきなりレベルの高い案件に放り込まれてしまう可能性もあるため、IT未経験で入社する会社選びは慎重に行った方が良いと言えるでしょう。

システムインテグレータで客先常駐としての経験を積んだ後はフリーランスになるのも1つの道です。自由に仕事を選べるようになるだけでなく、実力によっては収入を大幅にアップさせることもできます。詳しくはこちらのURL先をご確認ください→http://selection-residentengineer.com