アスペルガーな息子の生きる道 -5ページ目

アスペルガーな息子の生きる道

息子の記録

吐き出さずにはいられない
アスペルガーな息子の母親の気持ちの整理のために書いてます

接見


どうやって接見するのかなんて
知らないよ



当番弁護士に教えてもらっていたから
どうにか流れが分かった



接見するには
まず


勾留されている警察署に電話をする

「接見希望なんですが…」

そう伝えると
対応部署へ電話が転送される

「(勾留されている人の氏名)の母ですが
       本日◯時位に接見をお願いしたいのですが」




この電話が接見の予約ではない
電話で翌日の予定も
教えてもらえるわけでもない


接見したい当日に電話をし
その日接見可能かどうかを尋ねるだけである


その日に

取り調べ 
検察調べ
もしかして移送されているかもしれない

だから
その日その警察署で
接見が可能かどうか尋ねるだけの電話



「今日は大丈夫ですよ」


そう言われたら
接見可能
という流れだ




この前日に当番弁護士に言われた通り
勾留されている警察署に電話連絡を入れていた


差し入れ出来る物に関して
聞くためだ


電話対応してくれた警察官の方が
とても親切な方で
細かく注意事項を教えていただけた



息子が勾留された季節は真冬
雪が降り積もる毎日だった


差し入れ可能な衣服は…
  トレーナー
  トレパン
     腰紐は抜いておくこと
     腰紐が通してある穴は糸で縫い閉じること
  靴下
     くるぶしまでの短いもの
  下着
     長袖の下着はダメ
  タオル
  本
  現金


歯ブラシや洗剤は現金で警察署内で購入できる


息子が勾留されたのは真冬だったため
ヒートテックのシャツ、スパッツ
長袖ロンTも持参したが
差し入れ出来ないとのことで返却された

衣服にチャック、ボタンがついているものも
返却された





接見当日
娘と
3人で
警察署へ向かった




高校生の娘を連れて行くか
少なからず悩んだ



しかし、
娘も兄を心配し
家族として今まで精一杯支えてくれた


「会いたい?」と
ゆっくり尋ねると

娘は
私の目を真っ直ぐに見つめて
迷うことなく

「私も連れて行って」と
懇願してきた




流れ続ける涙を止める方法が分からないまま
警察署へ向かう車へと
乗り込んだ



これから
90日間も通うことになるとは
思いもしないその道のりを
拭いても拭いても止まることのない
涙と一緒に
息子の元へ向かった