穂口学長新曲「春を持ってこい」「四季の思い出」発表コメント | 穂口雄右ゼミナール・オフィシャルブログ(略称:穂ブロ)

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穂口雄祐ゼミナールは、70年代歌謡曲などで活躍した音楽家
「穂口雄右」先生の「熱い思い」を共有し、世に広めることを目的とした有志の集まりです。

既発表の通り、「穂口雄右」作詞作曲、「おかえりシスターズ」歌唱による新CDが発売になり、11月21日CD発売記念ライブが実施され、穂口ゼミナールでも本ライブに関し後援させて頂きました。この新曲に関し穂口学長よりコメントが届き、ライブでも読み上げられましたので、ここに学長になり代わり発表致します。

ご挨拶
本日はおかえりシスターズのCD発表記念ライブにご参集頂きありがとうございました。そのおかえりシスターズの最新曲「春を持ってこい」の作詞作曲をさせて頂いた穂口雄右でございます。

ところで、このお目出度いCD発売記念ライブで、作曲者ごときがこんなことを言うのもなんですが、皆様も十二分にご承知のとおり、昨近の現状として当然にようにCDは売れません。なので、世間の常識では本日発売の「春を持ってこい」が売れる可能性はほとんどない!と言い切ることができます。

しかしながら、そこは「おかえりシスターズ」であります。なんと言っても「おかえりシスターズ」と「おあずけシスターズ」が合体した「おかえりシスターズ」なので、今後も何がおこるかまったく予断を許しません。

ご承知の通り、方やおかわりシスターズのセンターを務めた後、本格女優として大活躍されている山崎美貴様と、方やおあずけシスターズの一方を務めた後、女優として会社社長として大活躍の片岡聖子様。そのお二人が意気投合しての新シスターズ、その名も「おかえりシスターズ」のお二人です。

なんか、誰が聞いても冗談としか思えないややっこしいネーミングですが、それはともかくとして、このCDが売れない現状も、世間の無関心も、業界の後ろ指も、その全てをものともしない精神力と、その不死鳥のようなエレルギーをもってして、この厳冬の真っ只中で、カッチンカッチンに凍えている音楽業界を救ってくれるであろうことを、作者としても密かに期待しているのであります。

ところで、美貴様と、私とは年の離れた私の従妹が同級生だったのでその昔に、原宿の片隅にあった私のオフィスで、一緒にお会いしたことがありますが、美貴さんは覚えていますか?

⇒スタッフ注:美貴さんは覚えていなかったとのことでした。

さて、真冬の真っ只中なので、「春を持ってこい」なのであります。

「春よ来い」でも「春が来た」でも、「もうすぐ春ですね」でもありません。
真冬の中で凍えながらも「春を持ってこい」「すぐにこい」と呼びかける強い意思が奇跡を起こすのです。

そう、我々は今まさに奇跡を起こす必要があります。その責任もあるかもしれません。音楽業界だけでなく世界は今冬の時代です。地中海を挟んでの第三次世界大戦も既に始まっています。
なんだか話が脱線してきましたが、ともかく奇跡を起こしましょう。

突然、話が卑近になりますが、その昔も奇跡は起こりました。あの、絶対売れないと言われていたキャンディーズが「年下の男の子」の一曲でスターになりました。

なにしろ年下がリリースされる一ヶ月前のキャンディーズは会社から「今度売れなかったら渡辺プロダクションのお茶汲み係にするぞ~!」と脅かされていたのですから、今日のキャンディーズからは想像もできません。
(因みに、ご存知のない方の為に敢えて言わせて頂くと「年下の男の子」を今から約40年前に作曲したのは私です。)

さて、昔話はともかくとして、本日はおかえりシスターズのCD発売記念ライブです。私はこのライブを起点として皆様のお力でおかえりシスターズによる更なる奇跡の未来を創造して頂きたいと希望しています。
まずは、本日発売の「春を持ってこい」です。
この、真冬の中で春を呼びかける歌「春を持ってこい」平成から未来の昭和に呼びかける歌「春を持ってこい」。

本日ご列席の皆様にはおかえりシスターズへの熱いご支援は当然として(厚いではなく熱いで)
新たな奇跡に向けて、本日発売の新曲「春を持ってこい」へのご支援ご協力を、大澤社長ならびに穂ゼミメンバーと共に、恐れながら心よりお願い申し上げて、本日のご挨拶をさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

2015年11月吉日

穂口雄右