【空ヲ見上ゲレバ ~恋スル和歌~】 -3ページ目

心のなか

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死ぬる命
生きもやすると
試みに
玉の緒ばかり
逢はむと言はなむ

【この想いの苦しさに耐えられずに
今にも死にそうな命が生き返るかどうか
ためしにほんのわずかでもいい…
逢おう、そう云ってほしい】
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私…あなたの


大きな安らぎの中に


いるのだろうか…




あなたのために


走る私など


小さな者かと


青い空に笑った




逢いたい気持ち、


それが私だけでないのなら


その気持ち


私の力にならないはずないね…




きっと


いつか


あなたを包む


大気になろう




今はまだまだ…だけど




あなたの味方で


い続けよう


流れゆく者

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世の中に
いづら我が身の
ありてなし
あはれとや言わむ
あな憂とや言わむ

【この世の中に…どうにしたって我が身など
あってないようなものだ
嗚呼おもしろい、と云おうか…
それとも…嗚呼いやだ、と云おうか…】
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そう…


私はここに


生きている




どんな仕事をしていても


どんな恋をしていても


どんな生活をしていても


どんな私であっても…




今日、


私は


生かされている




迷いながら


挫折しながら


それでも私は


生かされている




今日が


こんな私にも


与えられている


苦しみ

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忘れ草
種とらましを
逢ふことの
いとかくかたき
ものと知りせば

【恋の憂いを忘れられる忘れ草の種を取っておけばよかった…
あの人に逢うことがこんなに難しいとわかっていたなら】
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胸が押し潰されそう


私の知らない


あなたの時間…




どんなに離れていても…


信じたいけど…




今の私は


嵐のように


心乱れて


おかしくなってしまいそう…


こんな時こそ


あなたの声が必要なのに




時は私に


耐えろ、と云う




心が濁る


コトバが濁る




あなたに放つ想いが


ねじれていく