令和になった5月、
朝ふと思い立ち四国八十八ヶ所巡りへ🚗💨

星1番札所 霊山寺(りょうぜんじ)
・本尊…釈迦如来

・ご詠歌…霊山の 釈迦の御前に めぐりきて
                  よろずの罪も 消えうせにけり


駐車場横のご納経(御朱印)を頂ける売店で
お遍路道具を購入しました。
今回は時間のある時に車で回るので、
必要最小限の道具を揃えました。
・お遍路さんの正装 白衣(びゃくえ)
・金剛杖(こんごうづえ)
・札所順に御朱印を頂ける 納経帳
・ご宝印を頂く白衣(各寺毎に詠歌が書かれている)
・納経所でお納経と一緒に頂ける、お寺のご本尊が
    描かれた御影を入れる 御影入(おみえいれ)
・念珠(ねんじゅ)
・般若心経が書かれた 経本
・自分の住所氏名を書いて納める 納札(おさめふだ)
・線香
・ローソク
・ライター
・上記の道具を入れる 頭陀袋(ずたぶくろ)

遍路道具を購入すると、こんな冊子が頂けますビックリマーク
また道具やお参りの作法も教えて頂けますよ。ウインク


冊子を読み、参拝の仕方を学んで山門へ。

合掌🙏し、一礼する。

門をくぐると鯉の泳ぐ池があり、右手に大師堂が


先ずは手水舎(ちょうずや)で手を清める。
(柄杓で水をひとすくい。右手→左手の順で水を掛け、左手で受けた水で口をすすぎ、残りの水を柄杓の柄に流す。)

真っ直ぐ奥にある本堂へ。



前もって住所氏名を記入した納札を納札箱に入れて
灯明(ローソク1本)…仏様の知恵を頂く
線香3本…仏様の徳を頂く
御賽銭
合掌、一礼してお経を読む


天井には龍が描かれている。

お遍路を始めるにあたっての授戒と説法(2千円)

戻って大師堂へ。


同じく納札からお経を読む迄の動作を繰り返す。

その後、納経所で納経帳や納経軸等にお納経(300円)・白衣へのご宝印(200円)と御影(無料)を頂く。
(1番札所で購入した納経帳・白衣には、既にご宝は印が押してあります。)





虫めがね豆知識

右差し同行二人
お遍路さんの菅笠(すげがさ)や頭陀袋(ずたぶくろ)
「同行二人」(どうぎょうににん)と書かれている。
お遍路さんが弘法大師と二人連れと言う意味です。
お遍路さんが一人で歩いても常に弘法大師が側にいて、その守りを受けていると言われています。おねがい

右差しお接待
見知らぬ人から🍵飲み物や🍊食べ物をくれたり
休憩所や宿泊所を提供してくれる等の親切を受ける
これは、行けない自分の分まで宜しくお参り下さいと言う気持ちだったり、お接待自体がその人の行でもあり功徳となるからです。
そんな時は出来るだけお受けし、
南無大師遍照金剛(ナムダイシヘンジョウコンゴウ)
と唱え納札を渡します。

右差し納札
お遍路の回数によって色が違います。

100回以上なんて、スゴ〜イ‼️😱

錦の納札を持ってると御守りになるんだって❣️😃