思えば、
古い水戸市立競技場で、
サテライト戦を見たのがきっかけで、
その後、
笠松に何度も行くようになり、
“夢のまた夢の更に先の夢”のような、
微かな“夢”だけが、
そこに関わる人達の“希望”だったような
その昔…
「僕にもできる事があるなら…」と、
ポスター１枚を職場に貼り、
１０～２０人いたかいないような
少数の声出しに加わっていった…
そんな水戸ホーリーホックは、
僕の父が亡くなった後の試合で、
“奇跡のような勝利”を
見せてくれたり、
被災した地域と共に、
復興に向けて闘い、
そして、
地域に力を与えてきてくれてきた…
時には、
何かを探し出そうと、
歩き出す僕に力をくれたり、
時には、
何かを探し出そうと、
歩き疲れた僕に力をくれたり、
その場所は、
僕自身の力の源だった…
そして、
いつしか、
その場所は、
僕に
“新たな夢”を与えてくれて、
息子と共に
その“夢”を追う事ができるようになった
そんな場所である…