「過失割合100:0の事故なんて殆どない」って言ってる人がどこかのコミュに居た。

あまりにも現実を知らなすぎ。

 

実際には100:0案件はものすごく多いです。

体感では70%くらい。

両方に過失がある案件の方が少ない。

 

100:0って言っても、「確実な100:0」ってのと「みなし100:0」ってのがあって、

確実な方は「追突」「逆走」「信号無視」が主。

この3つの中でも「避けれるのに避けなかった」って場合には100ではなく95とか90になったりしますので、「追突だからお前の方が100だろ!」って言うのは違います。

みなしの方は上記3つには入ってないけど、「この状況なら避けようがないわな」とか色々な理由で「もう100:0でいいでしょ」って処理を行う事故。

 

皆さんに知っておいて欲しい意外なものは、狭い道路で行き違いする時、どっちかが止まって待ってやってる時に相手が進んでてミラー同士が当たった時。たとえ止まっていた方でも0過失にはなりません! 50:50かせいぜい40:60ってとこです。

たまたま片方が止まってやったってだけで、両方が止まってやったら反対の車が動いていたかも知れないからです。両方が止まり続けると道路が麻痺するだけだし。

 

あと、一旦停止を無視して突っ込んできたって時は80:20が基準です。意外でしょ?

これなんか一旦停止じゃない方は避けようがないと思うのですが裁判の判例でそうなってるんだから仕方がない。

狭い道路を通行する時は両側に十分気を付けて運転しましょう。