スペイン風邪とコロナ | あきのブログ

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216年8月に胆管癌の告知を受けた家族を持つものの記録日記です。自分の記憶日記と、同じ病気の方の参考になればと始めました。

スペイン風邪は第一次世界大戦中、世界で五億人がかかって、推定1700万人〜5000万人の死者をだしました。
日本でも39万人なくなりました。
今、H1N1亜型いわゆるA型インフルエンザといわれるものてす。

コロナと少し症状は違います。コロナの方が感染力が強く、重症化への進行が早く、持病があったり高齢者であったりすると死亡率が高くなります。
スペイン風邪は20代30代の成人若年層が多く死亡しました。
特に妊婦の死亡率が高かったと記録が残っています。
コロナと逆ですね。サイトカインストームのせいだとか、だだ、コロナ感染者にも出ているようです。

ここにきて、コロナにかかった人からの経緯を教えてくれるTwitterやブログが出てきました。

風邪のような始まり、微熱、身体の節々が痛む、味覚障害、高熱、息苦しさ。
今まで味わったことのない苦しさ、辛さ、を訴えるものが多いような気がします。
無症状のまま陰性になりました。というのはまだ聞きません。

その苦しさの表現に共通するのが「溺れるような」「横になれない」でした。

私はこれに覚えがあります。やりました。
1976年頃から小中学生までは予防接種するようになり、大人は任意でした。接種が望ましいと言われる程度で、今ほど冬近くなったら予防接種と言われていませんでした。
医療従事者、絶対インフルエンザにかかれない立場の人は受けているといった感じで私もうけていませんでした。

そしてかかったインフルエンザ。タミフルのない頃です。解熱剤と消炎剤しか処方されません。40度以上の熱、絶えない咳、咳をすると身体中に響き痛みました。横になることはできず、椅子に座って2日間過ごしました。3日目でやっとベットに横になりました。
横になれなかった理由は「溺れる!息ができない」でした。

治った若い人の話を読むと、予防接種とタミフルのなかった頃のインフルエンザだ、と思い当たりました。辛かったんですよ。
今若い患者さんがインフルエンザよりずっと比べ物にならないくらい苦しい!と訴えています。
そう、タミフルのなかった頃のインフルエンザは死にそうに辛かったんですよ。
熱が下がっても2週間くらい引きずって思うように動けませんでした。あの苦しさはそれは高齢者、持病のある人は命取りになるでしょう。

ですから、苦しいことは苦しい、今回はかかると社会的に迫害されたりするのでそれはかからないほうがいいに決まっている。
でもかかってもそれほど悲観することはない。
サイトカインストームは免疫力の強い人がなりやすい。
70代以上は外に出ないで。
BCG.種痘を受けてるとコロナにかかりにくいとかかかっても軽いというのは、
暖かくしてると風邪を引きにくいという程度の意味。

戦うべきは病気で病人じゃない。

手洗い、マスク、2メートルルールは有効。

あと、免疫力を高めるのはやめたほうがいい。

が今回のコロナの私の意見です。