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 ああ、そうだったね…。


 そこには、愚乱・浪花がいました。

 早いもので、もう一年が経ちました。


 安らかに眠るお寺の幼稚園で、追悼試合が行われました。

 ザ・グレート・サスケ曰く、「今日は、浪花くんは太陽となってこのリングに一緒にいます。」

 240名の園児達は、サスケ会長、ご両親、ご住職から本日の試合の意味を話された後、一所懸命に、そして純粋にリングに声援を送ってくれました。大人達の涙腺が緩んでしまいました。


 ひとりの選手が、浪花のマスクを着用して試合に臨みました。途中、相手選手にマスクを剥がされてしまいます。

 ヨネ原人です。そう、ヨネ原人の引退試合の相手は愚乱・浪花でした。ふたりはライバルであり、親友です。


 マスクを取られたヨネ原人。試合後には、汗と涙でそのメイクアップも剥がれ、素顔の彼に戻っていました。


 浪花くんは、お墓に帰りました。

 そのお墓にまつわるお話しを、ご住職からいただきました。


 二人の子供を連れた女性がお寺を訪ね、浪花のお墓の場所を尋ねたそうです。ご住職が案内したところ、墓に手を合わせ泣き崩れてしまいました。

 彼女のお兄さんが、浪花くんの同級生だったようです。女性が小学生の頃に、男の子達にいじめられているところを、弱いものいじめをするなと助けに入ったのが、浪花くんだったそうです。

 彼女は、その感謝を忘れずに訊ねてくれました。


 浪花!いいとこあんじゃん。

 また、逢おうな。