象は、タイでは神聖な生き物とされています。実体をご覧になった方々もおられるかと思いますが、とにかく大きい。そして大きさは強さです。
世界的にはワシントン条約で規制されている象牙ですが、プラクルアンやクルアンラーンとなっているものもあります。
しかしながら、お守りを作る為に象牙を取る(取る為に狩る)という事は聞いた事がありません。神聖な生き物とされる象を狩るというのは、普通のタイ人には浮かばない考えです。
亡くなった象の象牙や骨はお寺に持ち込まれ、神聖な象の一部は、それだけで既に、力漲る素材です。更にゲージアジャーンがプークセッをし、不思議な力を籠めて作るお守りとなります。
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ンガー・チャーン(象牙)で作られたスア(虎)