悟りと言う言葉を耳にすることがあります。

 

仏教などでよく耳にする言葉かもしれませんが、この意味は何でしょうか?

 

よく、禅問答などで「ハッ」とひらめいた瞬間に悟る、と言うことが言われますが、悟りの本当の意味はそうでは無いだろうと思います。

 

実際には様々な悟りの段階がありますが、一番重要なポイントで言うと、「真理を悟る」、ということになるでしょう。また、「自分自身が何者であるかを悟る」、と言う風にも言えるかもしれません。

 

この悟りは実は知を超えていて、知によって説明することがなかなか難しいものです。

 

 

最初に、真理とは何でしょうか?結論を言うと、それは愛と言うことになると思います。

 

そして、愛は振動数を持っています。非常に高い振動数です。

 

しかし、私たちの意識振動数は通常低い状態であり、この愛の持つ振動数と交わることがありません。物理学的に言うと、振動数一致によって、共鳴を行いますが、私たちの意識振動数が低いがために、この愛の持つ高い振動数と交わらず、共鳴が起こりません。これが、通常の私たちの状態です。

 

ここから、私たちの意識振動数が上がっていき、愛の持つ高い振動数に近づくことで、愛に私たちの意識が共鳴することとなります。振動数一致が生じ、愛の持つ高い振動数、波動に触れて共鳴すると言うことです。

 

そして、そのときに、「ああ、これが本当なんだ。」と分かることがあります。

 

これを悟りと言うわけです。

 

ですから、悟りとは、自分自身の意識振動数が上がっていき、愛の持つ振動数に共鳴する際に起こる、確信です。これを悟りと言います。そして、その状態に至ると、自分自身が何者なのか、ということがおぼろげながらも分かるようになります。これもまた悟りです。

 

これが悟りということになりますが、では、この意識振動数が上がっていく、とはどういうことでしょうか?それは、結局は、利他の方向に意識が上がっていくということです。愛とは与えきりの思いであり、利他の心であると言ってよいと思います。

 

しかし、通常人間は利己的に生きているわけです。そのような低い振動数では愛に気付くことはありません。そこから利己性を反省し、利他の心で生きていくことによって、徐々に愛に近づいていきます。その先に悟りがあるということです。

 

 

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また、『知の変革』、『知を正しく導く方法』、『心の物理学3』にも、関連する内容が記載されています。こちらもご参照ください。

 

 

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