長ぇーけど絶対後悔させないから読んでほしい。
頼む、お願いだから最後まで読んで下さい。
どーも、モンゴの重鎮さとちゃんです。
すいません、更新がおくれまして、おはずかしい。
でもスーパーヒーローはいつでも遅れてやってくるものなので
それもありかなと思ってます。
今回は僕なりの僕にしか書けない表現の仕方で書きます。
乱筆乱文失礼いたします。
11月の下旬に友達が死にました。
車に、ひかれ30m引きづられて死にました。
救急隊員が1時間心臓マッサージをしてくれたのですがダメでした。
僕と同じ年の34歳でした。
即死でした。
それはちょうど初雪が降った日の事でした。
自転車に乗って早朝、後ろから走って来た車にはねられたんです。
僕はいち早く遺体の身元確認をしてきた奴から連絡をもらっていても、
テレビで流れるニュースの映像が
とても現実の事として受け入れる事が出来ず、
ひんまがった自転車と友達の名前のテロップが流れても
ウソでしょ。あいつが死ぬわけないよ。
だって、その前の日だって何回もメールしてたし
その前の前の日だって一緒に飲んでたし、
その日だって会う約束してたんだもん。
「何これ?タチの悪いどっきりでしょ?」と思っていました。
涙など一滴も出ませんでした。
くしくもその日は彼が店長として働くバーの彼の送別会の日。
僕は彼から直接、「悟くんの唄が聞きたいから弾き語りやってよ!」って
言われて、封印していたアコースティックのライブをその日だけ解禁し、
「わかった、お前の花道は俺が飾ってやる!」と、
約一年ぶりにアコースティックギターの弦を張り替えて
ギターを練習してきたのに、店側からその日のライブは中止になる連絡が来た。
いてもたってもいられない僕はとにかくその日ライブにでるはずだった奴や
お客さんとしてその場に一緒に居るはずだった仲間と
すすきので酒を飲んでいた。
彼を知っている人たちと過ごす時間は、誰も口を開くものはいなかったけど
すごく気持ちが楽になれた。あんなに黙って酒を飲んだ事なんてないよ。
夜20時ごろになって斎場の場所の連絡が入り、仮通夜が行われているので
みんなで話し合った。
行かない方がイイという奴。
行っていいのか?という奴。
みんなそれぞれ、いろんな想いがあったんだと思うけど、
俺が全員に言ってやった。
今日、俺たちはアイツに会うためにクソ忙しい中、予定を空けていたんだし、
しかも今日はアイツが俺たちに会うための企画だったんだろ?
ライブまでポシャリやがって何やってんだよ!あのバカは!
俺たちが行く、行かない、どうこうじゃなくて
アイツが俺たちに会いたい日だったんじゃないのか?
だったら俺には行く資格があるから俺は行く。って言った。
会ってぶん殴ってやる位の気持ちだった。
ちょうど、酒を飲んでない、車を運転してきた友人に乗せてもらい
斎場へ向かった。
そこには受け入れがたい現実が僕らを待ていた。
綺麗な柄の布団に寝てるかのように目を閉じている友達。
交通事故の遺体は本当に惨い。
顔中、傷だらけで鼻も削れてボロボロ。
顔の出っ張ってる所がいたるところ擦り傷になっていて
そのままになっていた。
あぁ・・・・・・・・・・、俺は自分の目ん玉が取れたんじゃないかというくらい泣いた。
目ん玉が剥がれたんじゃねーかと思うくらい痛かった。
おでこを出すのが嫌だとロン毛でいつも顔にかかっていた長い髪は
オールバックにされデコ丸出しの姿になってやがった。バカだなあいつは。
だめだわ、やっぱ辛くてこれ以上、書けない。
結局、何を書きたかったかと言うと、
こうして今日を生き、そして明日が来ることが奇跡なんだということ。
家族や友達、恋人の手を握り、その手が温かいという事が
どれだけ幸せな事かをもう一度考えてほしい。
俺はこの先も彼と酒を飲み、一緒に音楽をやり、
楽しい事をたくさんしていきたかった。
彼をひき殺した運転手は逮捕されてしまったが、
殺そうと思ってひく人間なんていないし、
仲間の誰からもそのドライバーを責める声があがらないのも
死んだ彼の人柄のなせる技だったのかもしれない。
この友人が死んだ同じ日に、俺のおじさんが死にました。
そして先日、当社の会長が死にました。
そして、俺の親父は末期の胃がんで、肝臓に転移していて、
いつどうなってもおかしくない命なのです。
生まれてきた事が奇跡。
そして生きてる事が奇跡。
そして、このモンゴの、この素晴らしきメンバーに感謝。
俺は、ぜってー死なねー!!
生きて生きて行きまくってやるぜ。
やったろうぜ、MASAさん。
誰に否定されても批判されても
俺らだけは仲間と自分を信じて前向いてやって行こうや。