昨日からちょっとした用事で伊達市へ行ってきました。流石の晴れ女の私、トラックとすれ違う時には若干のホワイトアウトにヒヤヒヤしながらも空は比較的青く、気持ちのよいドライブを楽しんだのでした。

こんばんは、背番号330。は~ね~です。


冬は出不精・引きこもり気味の私が、はるばる伊達まで行ったのには訳がある。
そう、大好きな縄文の話を聞くためだ。

その中で興味深い話があった。

ほぼ1万年以上続いた縄文時代。その時代のどこをとっても、日本から発掘された縄文人の誰をとっても、その体は均質であるとのこと。出土されるのは骨なのだが、どの骨も特徴は一緒なんだそう。
狭いところで長年暮らしていると、それぞれの地域で特徴も変わってくるはず。それが、こんなに同じということは、日本じゅうで縄文人は交流し、交配していた。ネットワークがあったと言えるのだそうだ。

これだけ交通が発達した今でも、私は行ったことないところはたくさんある。それなのに、1万年も前に日本中にネットワークがあったということに驚くとともに「やっぱりじょーさん(私が言うところの縄文人)かっこいい!!」との思いを強くした。


でね、だいたい均質な縄文人なのだけど、違うところが一つだけあるそう。
それが「虫歯」
他の土地の縄文人は、どんぐりやクリなどの炭水化物をとることが多いので、虫歯が多いらしい。
北海道の貝塚からはクジラ・オットセイなど海洋ほ乳類や、マグロ・サケ・ニシン・マダラの骨が多く見つかる。もちろんエゾシカなんかも食べていたと思われる。動物性のタンパク質が多い贅沢な食生活をしつつ、虫歯も少なかったようだ。
縄文人がクジラや、深い海にいるはずのタラなんかを食べていたことに、高い技術を持っていたのだと驚き感心する。

しかし、私が言いたいのは 実はこんなことではないのだ。

私が肉(魚肉も含め)好きなのは、道産子なので仕方がない。
先日の「ジンギスカン祭り」(←ここをクリックすると、あけみっふぃーさんのその時のブログにリンクします)の盛り上がりも納得できる。
北海道にいる限り、肉好きは仕方がない!!

そんな結論に達した、今回の伊達ツアーでした。(あくまで、私のいいわけです)


そうそう、講演のあとに私の中では縄文大先生の大島さんとランチをご一緒したのです。
で、いただいた名刺にクマの飾りがついたスプーンの写真が載っていた。

$本気になったモンゴロイドの会なブログ

私が、開拓記念館に行ったとき(←その時の私のブログの記事です)に見つけて興奮した、縄文時代のクマの飾りのスプーン。有珠モシリ遺跡から出土したものだったんだ。
「このスプーンで、美味しいものをたらふく食べてみたい。」なんて、罰当たりな発言なんだろうなぁ。