「エビデンス」 この言葉は耳にした方はおられますか?


はい、おられますね。


エビデンスは主に医療分野で多く聞かれますが、根拠や証拠という意味です。


つまり、介護サービスとエビデンスの関係についてということです。


介護は感覚・感性のみでは行うことは難しいです。ちゃんとエビデンスに基づい


て行わなくてはいけません。


何気なく使っている技術も、何気なく行う声掛けも(ちょっと大げさ)エビデンスに


基づいていることが求められるのです。


しかし、実際の現場では「どうしてこうしているのか」を理解していないスタッフが


多い!!なんとなく「こういわれたから」「こう教わったから」と話すスタッフが多い


です。


私達はプロで大切な命を預かっているわけですから私たちが行う一つひとつの行


動には理由があるべきで、意味を持ってサービスを行うことで意味をなすのだと思


います。


できている人もできていない人も居ると思います。できている人も「つもり」じゃない


かと今一度振り返り、できていない人はちゃんとどうしてこの人にこうしているのか


を考えて介助に当たって欲しいです。


そうしていくと、今まで考えもしなかったことや思いもしなかったことが頭の中に浮


かんでくることもあると思いますし、一つひとつのことを大切にできると思います。