本当は? | 「孤独のカウンセラー」 とおる 【心屋 広島】

「孤独のカウンセラー」 とおる 【心屋 広島】

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 幸せのカタチ、見失ってませんか?
 「こういうのが幸せ」という理想を追いかけて、でも苦しい人
 一回「逆」を向いてみない?

最初は、人としてどうなんだろう?(と、勝手に思ってるだけなんだけど)

と思えることを書こうと思っていたけど

もう一歩踏み込んでみたら

やっぱりここにたどり着くんだな…

と、腑に落ちたのよね。

心屋認定カウンセラーのとおるです。

広島で活動しています。

 

 

 

マスターコースが終わったあとね

友人のまっちーと、いろいろやりとりしててね。

そんな中で

自分が、こんな事を握りしめてたんだって思うことが炙り出されたのよ。

 

それは、小学生の頃の話で

当時、好きな子が居てね

よくある話で、その子の縦笛を、俺が吹いたという噂がたって

その子は、音楽の授業中、一切縦笛を吹こうとしなくなって

テストの時に、吹かなきゃいけなくなって泣いちゃった事件があったのね。

 

その時にね

どうやら俺は

自分の事を「汚い」と思って

ずっとそれを握りしめてたみたい。

気づいたからには、声に出して言ってみたんだよ。

 

「俺、汚くないよ」

 

…もうね

泣けて泣けて

そんなのをずっと握りしめてたんだなって

だから、好きな子が出来て、付き合っても過剰に大事にしたり(体の関係を持てないくらい)

別れる頃になって、ようやくHが出来ちゃったりしてたんだなって腑に落ちた。

(もういいや、汚してしまえってね)

 

 

 

これで、色々握りしめてたものは解消できた

そんな風に思ってたんだけど

甘かった(笑)

 

美世さんの本

「誰にも言えない夫婦の悩み相談室」

を読んで、色々思うことがあり

おかちゃんのFBの投稿に勇気をもらったりしながら

色々と考えを巡らせてたのね。

 

そしたらさ

どうしようもなく見たくない自分が居たのよ。

 

 

「あ、俺は、女の人を憎んでいるんだ」

 

 

って気づいた。

気づいた時に、それが凄くしっくり来て

「あーあ」

って思っちゃった。

 

どうやら俺はね

この「憎しみ」を抱えたまま

 

「さびしい」

「なかよくなりたい」

「力になりたい」

「なんとかしてあげたい」

 

って

コントを繰り広げてたみたいだよ。

 

「好きだ!」

 

って言ってたこともある。

多くは自信が持てなくて、思いを伝えられなかったけど

ただ自信が無かっただけじゃないんだろうね。

この奥底に抱え込んでた

「憎しみ」

がバレるのが怖かったのもあるんだと思う。

だから、うまく行かない事で

「安心」してたんだろうな。

そう、安心してた。本当に。

 

 

まぁ

何をされて憎しみに変わっていったかというのも

心当たりはいくつもある。

思い出せる最古のところでは

幼馴染と対立した事とかだろうな。

ガキ同士の些細なことなんだけど

当時は、きっと、些細なことではなかったんだと思う。

 

他にもね

好きだった人に

公開処刑のように

大勢の前で、色々と暴露されたこともあったな。

本当に辛かった。

利用するだけ利用して

2人の間であったことは、酒のつまみですか、そうですか…

 

そうじゃない事もあったとは思う…んだけど

拗ねて、どうせ俺は的な前提を握りしめちゃったら

あとは、その憎しみを強化するような

証拠集めしちゃうよね。

 

だから、好きになっても

この憎しみをぶつけてしまいそうで怖くて

どこか、臆病になっていた部分もあるだろうな。

 

それに

女性に対して

「なにかしてあげたい」

気持ちがあっても

多分どこかで

これだけ抱え込んだ「憎しみ」の

罪滅ぼし的な気持ちから

「なにがしてあげなきゃ」

が、にじみ出てた事もあるだろうな。

 

 

 

だからね。

認める事にしたのよ。

 

「あー、俺は、女の人の事を憎んでるんだ」

 

って。

それが良いか悪いかじゃなくて

そうなんだなって。

いろいろあって

今、自分は、そんな気持ちを抱えてるんだな。

もう、それでいいじゃない。

俺は、俺の、そんな部分がある所を否定しないよ。

どんなに好きになったとしても

骨髄反射的に

女性であるというだけで

「憎しみ」

が湧いてしまうと思うけど

それも俺なんだよ。

それが、俺なんだよ。

 

誰かになんて言われても

離れていく人が出てしまっても

それでもいいや。

これが、俺なんだ。

って、俺が俺の事を認めることにしたよ。

それでいいやって。

 

 

 

そしたらね

 

もう、心屋の定番だよね。

 

「あー、俺、あんな事されて悲しかったんだなー」

 

「蔑ろにされたみたいに感じて、寂しかったんだなー」

 

「悲しかったなー」

 

「寂しかったなー」

 

もう、それだけだよね。

怖かったんだよね。

またあんな事されるんじゃないかって。

だから必死に

「憎しみ」で壁を作って

自分の心を守ろうとしてたんだよね。

 

 

 

ホントは、優しくしてほしかったんだよね。