先日、髪の毛をばっさり切りました。

色も明るく染めました。

人から「きっと似合う」と提案されたことではあったけれど、ヘアスタイルをがらっと変えるだけで、自分の中のいろんなものも一緒に変わってくれる気がするからすごいと思う。

鏡を見ると、いつもの見慣れた自分とは全然違う自分がいて、ちょっと驚くけど、同時に嬉しくなったりする。

切り落とされた髪の毛と一緒に心も軽くなったような気がしてくる。

ヘアスタイルを変えると、身につけていたアクセサリーも変えてみたくなったり、服も新調してみたくなったり、ショッピングが格段に楽しくなる気がする。

その変化ってやっぱり、切ってくれた美容師さんが「似合いますね」って言ってくれたことだったり、

職場の人がすぐに気がついて「その方が似合うね」「可愛いね」って声を掛けてくれたことだったり、

変えたことに反応して褒めてくれた誰かの言葉が、気分を明るくしてくれるからなんだと思う。

「わたし、こういうヘアスタイルが似合うのかも。いい感じ!」って思えるのってけっこう大事で、鏡の前でにっこりする回数が増えたり、人前で自信を持てたり、人に見せたくなったり、出かけたくなったり、もし何かに塞いでるときだったとしても、それだけでびっくりするほど明るくなれて、生まれ変われたような気分にすらさせてくれる。

わたしはどちらかというと「変化」が苦手なタイプで、慣れ親しんだものを手放したくなくて、いつも「同じであること」を求めてしまいがちだから、

今回髪を切ってみて、「変える」って大事だなって実感できるようになったかもしれない。

もちろん、変えないことが立派だったり、大事なときもあるけど、何もかもずーっと同じだったら、周りに散らばってる楽しいことに気付けないかもしれない。

落ち着くこと、安定することばっかりに囚われないで、変化を怖がらないでもっと軽やかに生きていきたい。

そんな風に思えたきっかけになりました。