今まで子宮頸部異形成に対するサプリや塗り薬(日本未発売ですが、、、)についてブログに書いてきました。





今回は、食事関係で子宮頸がんが予防できるかも、と言う論文を見ていきたいと思います。







こちらの論文では、過去に子宮頸部異形成と指摘されたことのある558人を対象に、食事内容と子宮頸がんのリスクについて調べています。



279人は過去に子宮頸がんを指摘されたことがあり、残りの279人は軽度異形成を指摘されたことのある女性でした。



様々な食事内容と子宮頸がんのリスクについて調べたところ、果物の摂取が少ないと4.67倍、野菜の摂取が少ないと4.82倍と、リスクが高くなっていました。


このリスクに関して、年齢や家族歴、初経年齢、出産回数、腟内の感染歴、初交年齢、BMIで調整しても傾向は変わりませんでした。



以上のように、野菜や果物の摂取により子宮頸がんのリスクを下げられる可能性があると言えそうです。



詳細なメカニズムは全くわかってはおらず、対象となった人数も少ないので、更なる検証が必要という結論になってはいますが、個人的には野菜や果物の摂取と言った食生活に対する配慮をする「余裕」というのが、ストレスの少ないライフスタイルタイルに繋がっていて、それが良い影響を及ぼしている部分もあるのではないかな、と思っています。




いずれにせよ、野菜や果物をバランスよく摂取できるライフスタイルは健康に良いのは確かなので、一度そういった面から見直してみてはいかがでしょうか。