生理前の様々な不調を
月経前症候群
と呼びますが、今回は年代別でどのような違いがあるのか見ていきたいと思います。
この論文では、140カ国、18〜55歳の238,114人がアプリに入力したデータを分析しています。
最も多い症状は、食欲増加(85.28%)でした。
その他には、気分変調・不安(64.18%)、倦怠感(57.3%)が認められました。
年代別で評価すると
・集中力低下
・性欲低下
・睡眠障害
・胃腸症状
・体重増加
・頭痛
・多汗、ホットフラッシュ
・倦怠感
・髪の毛の変化
・発疹
・出来物
は年齢と共に増加していました。
一方で、気分変調・不安は、年齢による変化を認めませんでした。
28.61%の人が毎周期、月経前症候群による症状を毎日訴えていました。
また、食欲増加・気分変調・倦怠感は、多くの人が毎周期訴えていました。
このように、年代に関わらず、様々な症状が生理前に起きることがわかります。
そういった症状の改善には、ピルや漢方、サプリ、運動習慣などが効く可能性があり、ブログ内のPMSのカテゴリーにまとめていますので、まだ試していない方は、一度試してみてくださいね。