どうも中田です。

 

 

 

今回のブログでは、

 

訪問マッサージで

関節リウマチにアプローチする方法

 

です。

 

 

 

訪問マッサージの患者さんに

多い疾患のひとつです。

 

 

 

まずは知識として取り入れて、

その知識をいかすようにしていきましょう。

 

 

 

最低限の知識で患者さんに接しないと

失礼にあたります。

 

 

 

なぜなら患者さんが不安になり、

ストレスを与えることにつながり、

 

安心して任せられない

そのようになるからです。

 

 

 

自分の感覚だけで

訪問マッサージをおこなうことは、

失敗の大きな原因です。

 

 

 

もちろん感覚は大事ですが、

感覚だけでなく、

 

知識をプラスすることで、

より大きな効果が

みこめることになります。

 

 

 

ちなみに僕は、

超がつく感覚人間です。

 

 

 

これで、成功も失敗もしてきました。

 

 

 

でも、最近になってようやくわかったのですが、

自分の感覚なんていいかげんなものです。

 

 

 

ですから、知識もしっかりとりいれて、

その知識を活かす方法で

実践するようにしています。

 

 

 

そして、自分の感覚と照らし合わせて、

やっていくことで安定した結果を

うみだせるすようになりました。

 

 

 

ということで、

まずは知識をとりいれることをおすすめします。

 

 

 

このブログを見ているということは、

知識を取り入れる意識があるということです。

 

 

 

その意識は素晴らしいことであり、

その知識をぜひ実践に移してみてください。

 

 

 

そのときはじめて知識が力になります。

 

 

 

 

そのことを陽明学で

 

知行合一

 

といいます。

 

 

 

ぜひ、知行合一でやっていきましょう。

 

 

 

  関節リウマチとは?

 

 
関節リウマチとは、
 
免疫の異常により
関節の滑膜などに炎症を起こして
腫れや痛みを起こし、

進行すると関節の破壊、

変形からの機能障害に至る病気です。

 


主に手足の関節で起こりますが、

内臓を侵すこともあります。

 

 

関節リウマチの患者数

 
人口の0.4%~0.5%、
30歳以上の人口の1%にあたる人が
関節リウマチにかかると言われています。

人口の高齢化に伴い日本では2020年代では
60歳代の人の発症が最も多くなっており、
また男性より女性に多く認められます(約3倍)が、
高齢発症では男女差は小さくなっています。 
 
 

関節リウマチの症状

 
関節リウマチの初期症状は
 
関節の炎症を伴うこわばり、
晴れと痛み、発熱などです。
 
進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、
関節の脱臼や変形などが生じます。
 
 
さらに関節破壊が進むと、
 
日常生活や家事、
仕事に支障が出て介護が必要になり、
生活するうえで機能障害が進行します。
 
 

 

  訪問マッサージでのアプローチ法

 

 
それでは、関節リウマチに対する
訪問マッサージでのアプローチ法です。
 
アプローチ法は、
 
・マッサージ
・運動療法
 
となります。
 
 
それぞれを簡単に説明しますね。
 
 

・マッサージ

 
マッサージで気をつけることは、
強圧です。
 
 
強い刺激は身体に負担をかけるので、
最初はやさしくやっていきます。
 
 
呼吸
表情
全身の緊張
 
などをチェックしながら
マッサージをします。
 
 
なによりもコミュニケーションをとりながら、
やることが大事になります。
 
 
強さはどうですか?
不快の感じはおしえてください?
どこがお辛いですか?
 
などなど…。
 
 
そのあたりを聞きながら
マッサージをやっていきましょう。
 
 
特に足首、手首などをやっていくと、
リラックス度があがっていきます。
 
 
足首は
 
足趾から足根骨、
足裏の緊張をほぐしていくといいでしょう。
 
 
とにかく、強圧はさけてくださいね。
 
 
でも、しっかり気持ちいポイントを
見つけてみてください。
 
 
手首も
 
手指から手根骨
手のひらのマッサージして
ほぐしていくといいです。
 
 
浮腫の方も多いので、
下腿三頭筋をマッサージして
循環を上げるイメージでやると
いいですよ。
 
 
あとは患者さんに聞いて、
ここってところを
マッサージしていくのも
おすすめです。
 
 

・運動療法

 
運動も大事です。
 
 
身体をうごかすことで 
循環がアップするので、
 
 
関節の炎症が収まる効果もあります。
 
 
運動は、
 
全身の関節を動かすイメージで
あなたが補助をしながら
やっていくといいです。
 
 
シンプルな運動をやっていくのがおすすめです。
 
 
たとえば
 
手を開いたり閉じたり
肘を伸ばしたり閉じたり
腕を上げる下げる
 
脚を伸ばす縮める
足の指を開く丸める
座りながら足を上げる下ろす
 
そのあたりを補助しながら
やっていくのがおすすめです。
 
 
ただし、痛いほど動かさない
痛みがあるときは中止にする
など無理は避けましょう。
 
 

 

  訪問マッサージの関節リウマチの事例

 

 
ここからは、Nakataの事例です。
 
 

【70代女性 日中独居の方】

 
長年の関節リウマチを患っているかたで、
ステロイド治療のため
顔がむくんでいますし、
手足の指の関節の変形もあります。
 
 
車いすの生活ですが、
調子のいいときは、
良く動き、掃除などを車いすになりながら
やっている頑張り屋さんです。
 
 
身体の痛みも強くあり、
痛み止めがかかせない状態がながくつづいていましたが、
 
 
最近は痛み止めの処方がなくなり、
喜んでいます。
 
 
治療内容
 
全部位マッサージ
 
 
特に
体幹部の緊張がつよくでているため
背中から腰に掛けてマッサージが喜ばれます。
 
 
また浮腫が強くあるので、
リンパ走行にそってマッサージで
循環アップをはかっています。
 
 
運動療法としては、
 
 
足の屈伸
両膝を立てて捻る運動
横向きでの肩甲骨、肩関節運動
座位にて腕の上げ下ろし
 
などをやっています。
 
 
 
精神的にアップダウンがあり、
ダウンの日はとにかく傾聴をこころがて
心のケアに重点をおいています。
 
 
また梅雨のときは、
身体の痛みがつよくでる傾向が
ありますので、
 
 
運動療法を控え、
マッサージの圧をへらして
気持ちいい感覚を意識してやっています。
 
 
 

【80代女性 施設入居中】

 
この方も、車いすでの生活になっています。
 
 
先ほどの方と同様、
手指の変形、
下腿部の浮腫、
が見られます。
 
 
筋力がしっかりしているので、
立位をとりいれ、
 
立位を繰り返していると、
 
「気持ちいい~、きもちいい~」
と言っていただけます。
 
 
身体を動かすことと
話すことが好きなので、
 
 
運動療法と傾聴をメインにやっています。
 
 
もちろん訪問マッサージなので、
全部位のマッサージをやることで
緊張緩和も図っています。
 
 
マッサージは下腿部の浮腫があるので、
 
 
下腿三頭筋を中心に
大腿部
鼠径部をゆるめ
 
循環アップできるようにし、
 
 
腰部背部も強圧にならずに
リズムよく、
気持ちいい感覚を大事にして
マッサージをしています。
 
 
上肢もリンパの流れを意識し、
関節部の周辺を強圧にきをつけて
マッサージしています。
 
 
マッサージ後は
リラックスできるようで
いつも喜んでくれています。
 
 

 

  まとめ

 

関節リウマチとは

 
免疫の異常により
関節の滑膜などに炎症を起こして
腫れや痛みを起こし、

進行すると関節の破壊、

変形からの機能障害に至る病気です。

主に手足の関節で起こりますが、

内臓を侵すこともあります。

 

 

関節リウマチの患者数

 

人口の0.4%~0.5%、

30歳以上の人口の1%にあたる人が
関節リウマチにかかると言われています。

人口の高齢化に伴い日本では2020年代では
60歳代の人の発症が最も多くなっており、
また男性より女性に多く認められます(約3倍)が、
高齢発症では男女差は小さくなっています。 
 
 

関節リウマチの症状

 
関節の炎症を伴うこわばり、
晴れと痛み、発熱などです。
 
進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、
関節の脱臼や変形などが生じます。
 
さらに関節破壊が進むと、
 
日常生活や家事、
仕事に支障が出て介護が必要になり、
生活するうえで機能障害が進行します。
 
 

訪問マッサージでのアプローチ法

 

・マッサージ

 気をつけることは強圧
 
 呼吸
 表情
 全身の緊張
 
などをチェックしながら
マッサージをします。
 
 
・運動療法
 
 
全身の関節を動かすイメージで
あなたが補助をしながら
やっていくといいです。
 
シンプルな運動をやっていくのがおすすめです。
 
たとえば
 
手を開いたり閉じたり
肘を伸ばしたり閉じたり
腕を上げる下げる
 
脚を伸ばす縮める
足の指を開く丸める
座りながら足を上げる下ろす
 
そのあたりを補助しながら
やっていくのがおすすめです。
 
 
ただし、痛いほど動かさない
痛みがあるときは中止にする
など無理は避けましょう。
 

 

  最後に

 

 
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
 
 
関節リウマチのこと
少しは理解できましたか?
 
 
 
あとは経験です。
 
 
 
訪問マッサージで
関節リウマチの患者さんにアプローチする
経験を積むことが必要になります。
 
 
 
 
知識は実践をともなって
初めて力になるからです。
 
 
 
冒頭で話したように
 
知行合一
 
です。
 
 
 
ここにたどりつければ
あなたは訪問マッサージで
成功できるようになります。
 
 
 
ここで一つ訪問マッサージで
関節リウマチの患者さんにアプローチする
コツを紹介します。
 
 
 
それは、
自分だったらどう施術するか?
 
 
 
これをイメージしながら
事例を読んでみることです。
 
 
 
事例だけだと詳細がわかりづらいと思いますが、
80代女性 日中独居
 
この人はどんな生活しているのかなあ?
どんなことが大変かなあ?
どこが辛いのかなあ?
 
自分だったら
こうアプローチするなあ
 
などなど…、
 
いろいろとイメージして
やってみるのです。
 
 
イメージすることで
脳内に経験としてたまっていくからです。
 
 
これにプラスして実体験をつめば
最高の経験値となり、
 
あなたは訪問マッサージとして
成功できます。
 
 
あなたの成功を楽しみにしています。
 
 
 
では、また!