★サンクチュアリ(11)「好きなんだ!付き合ってほしい」 耐え切れなくなった僕は口走っていた。 彼女は驚きの表情を浮かべたが、こう言った。 「今だって、こうやって付き合ってるじゃない」 二人の間には目に見えない壁があった。 僕が近づこうとすればするほど彼女は遠くなる。 どうすればいいんだろう。 「ゴメンなさい」 彼女はつぶやくように言った。 サンクチュアリ-THE幕狼異新- 2 (ジャンプコミックスデラックス)/野口 賢¥650Amazon.co.jp