建築家長沼幸充ブログ -194ページ目

減築する

今日の読売新聞に面白い記事
がありました。


「減築」という新しい建築の考え方についてです。






「減築」とは、簡単に言えば、今までのように新しい建物を次々と建てるのではなく、


既存の建物を今のニーズに合わせて改修する、そのプロセスで建物の規模を減らして


より快適な環境を作る、というもの。




これまでの建築が「足す」ものであれば、「減築」は「引く」ことで、


新しい環境作りをしていくことを目指しています。




都市再生機構が、これを(おそらく初めて)実行するというのが、


老朽化したひばりヶ丘団地。


最上階を撤去して、さらに間仕切り壁を作り直して、間取りをよりゆったりとしたものに


改修するそうです。




まだ実施例が少なく、今回のモデルで、実際にどのくらいのコストメリットがあるか、


また工事の難易度や注意点などをモデルケースとして探っていくのでしょう。






建物を撤去するということは、これまでの建築にはなかった概念です。


いかによりよい建物を建てるかに邁進してきた建築家には、違和感があるかもしれません。


しかし建築を「環境づくり」「場所づくり」と捉えていれば、建物を撤去し快適な環境を作ることも


同じ建築の役割として理解できるものです。




これからの建築家は、「建物を建てない」「建物を減らす」建築も提案すべきなのかもしれません。



バイクに乗る効果

先日の東北バイクツーリングは、15日の夜に帰りました。

東北道でUターンラッシュに巻き込まれましたが、その他は順調でした。


バイクツーリングに行くと、走っている場所の景色や美味しい食べ物を中心とした

生活になります。

わずか数日でも建築から離れると、本当に頭がクリアされる感覚になります。


よく休日明けの仕事が辛いという声を聞きますが、

どちらかといえば私は新鮮な気持ちで仕事に入って行けます。


バイクに乗るのは趣味ですが、仕事とうまく相乗効果があると思います。



松島です

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展望台から松島を見渡しています。