グレン・マーカット展に行きました | 建築家長沼幸充ブログ

グレン・マーカット展に行きました

先日、以前から気になっていたグレン・マーカット展に行きました。


乃木坂駅にあるTOTOが主宰するギャラリー間で行われています。






グレン・マーカットは、オーストラリアの建築家で、あまり日本では


取り上げられていないような気がします。


私も知ってはいましたが、代表作といって思い浮かぶものが


ありませんでした(勉強不足です)。




グレン・マーカットが海外でも有名になったのは、2002年に


建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞してからだと思います。




グレン・マーカット展





展示会は、グレン・マーカットの作品の多くを占める住宅が、


数多くプレゼンテーションされていました。


そこにある図面はすべて手書きで、思考過程を示すスケッチなどが


展示されています。




特に面白いと感じたことは、郊外で住宅を多く作っているマーカットに


都市に建築を作らずに現代の問題から逃げているという批判があることと、


その批判に対して、郊外で普通のことをより良く完成させたいという


趣旨の言葉を言っていた点でした。




プリツカー賞を取ったくらいの建築家ですから、


カリスマ性とか芸術家のような振る舞いをするのかと思っていたら、


普通のことをやりたいと。


これは非常に自分の中に響きました。




もっとも普通のことをより良く完成させることほど、難しいことはないと思います。


グレン・マーカットの作品集を購入し、勉強してみます。




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